あらすじ
元日本航空のキャビンアテンダントが現場で学んだ
究極のビジネスパーソンが
いつも実践するルーティンワークとは。
ファーストクラスに乗る人の
品格、会話術、人間力、時間の使い方から
「成功者の流儀」を学び取る!
【著者紹介】
毛利仁美(もうり・ひとみ)
1998年に日本航空入社。
国内線を経て国際線のキャビンアテンダント(CA)となり、
4年目からはファーストクラスも担当するようになる。
2010年末に退職するまでの乗務時間は約6912時間。
距離に換算して約414万kmで、地球を約103周分。
退職後は在籍中のインストラクター経験も生かし、
マナーコンサルタントの道へ。
ビジネスパーソンとしてさらに上のステップを目指す人を手伝う
マナー研修会社『プリアージュ』を設立。
皇室御用達のホテルや旅行会社、IT企業、建設業、リフォーム企業、
日本切り花協会など、さまざまな業種、業界で研修を実施している。
【目次より】
第1章◆憧れのファーストクラスのサービスとは?
第2章◆ファーストクラスに乗る人の品格
第3章◆ファーストクラスに乗る人の会話術
第4章◆ファーストクラスに乗る人の人間力
第5章◆ファーストクラスに乗る人の時間の使い方
第6章◆ファーストクラスに乗る人の習慣
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ファーストクラスに乗っても違和感がないような、余裕のある人になりたいと強く思った。
お金があるだけでなく、人としての魅力がある人になりたい。初めてファーストクラスに乗る時にはまた読み返したい
Posted by ブクログ
借りたもの。
書いてあることはマナー本、ハイソサイエティな人々の立ち振る舞いを客観的に書いている本にあるような内容だが、その全てを自然に熟せる人こそが一流であり、自分を含めてそれ以外の人々との違いであることを痛感…
普段乗ることが無いファーストクラスという場所は、ただ一流のサービスを受ける場所ではなく、一つの社交場であり、渡航先での活動を見越して移動手段の合間の休息、モチベーション強化の場所だった。
私は値段の差とも思っていたが、CAの目から見たらファーストクラスに乗る人は、ビジネスクラスに乗る人々とも雲泥の差があった。(中には一流の人でもビジネスクラスやエコノミークラスを利用されるということは置いておいて)
身だしなみから、ファーストクラス内での過ごし方、社交性、他者への気遣い、ユーモア……
つまり自己管理ができる人だった。
それ以外に搭乗前からの待遇、ファーストクラスの寝具やメニューの話など、普段目にしない話も興味深く読んだ。
旧JALアカデミーのマナー研修を思い出した。
一流とされる人の特徴
ファーストクラスに乗る人たちの共通点を、姿勢や歩き方、食事のマナーや衣類の着こなしなど様々な点から詳細に観察し分析している。特に、心配りやウィットのきいた会話など、内面の美しさを感じさせる部分に、私も少しでも近づきたいと思った。特に、やはり読書をする人が圧倒的に多いということを知って、自分ももっと本に触れる機会を作って、内面の成長を図りたいと感じた。
カールラガーフェルドが、人生はビューティーコンテストではない、若さや美は一瞬のものだ。あとに残るのは知性だ。と語っているように、人生を豊かにする知性を育みたい。