あらすじ
実質収入は減り、物価や税負担は上がる一方。誰にもひとごとではない老後の貧困。収入がそこそこある人ほど出費も強いられ、リッチにみえて火の車ということも。老後どころか病気や子どもの教育への備えもあぶない「隠れ貧困」の実態と、実践的アドバイス。
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Posted by ブクログ
「隠れ貧困」とは、一見すると普通の生活ができているのですが、このままだと将来、貧困に陥る可能性のある「貧困予備軍」のこと。
お金を使っている自覚もないのにお金が減っているのは、隠れ「貧困」への第一歩。記録を無駄なものを自覚し、反省するようにする。
同じ保障なら、保険料の違いは手数料の違い。
よりよい介護を受けるためには、ケアマネージャーがキーマン。ケアマネ探しの7つのポイント。①インターネットで情報収集。②口コミ情報を集める。③担当利用者数が多すぎないケアマネージャーを選ぶ。④専門知識の豊富なケアマネージャーを選ぶ。⑤様々な事業所を紹介してくれるケアマネージャーを選ぶ。⑥気持に寄り添ってくれるケアマネージャーを選ぶ。⑦利用開始後も変更可能。
在宅介護をする場合には、デイサービスだけでなく、必要に応じてヘルパーサービスも使える。
介護保険で負担は軽減される。自己負担も確認する。
サービス付き高齢者住宅は、ハード面ではバリアフリーや手すりの設置。車椅子でも移動できる幅広い廊下など高齢者暮らしやすいゆったりした空間のやさしい設計。ソフト面では、社会福祉法人、医療法人、指定居宅サービス事業所等の職員などのケア専門家が、安否確認サービスや生活相談サービス等を行う。施設によっては医師や看護師、介護福祉士などのバックアップも受けることが可能。登録されたサービス付き高齢者住宅については、都道府県などの窓口で登録名簿が閲覧できる。
特別養護老人ホームは、日常生活の世話や機能訓練などの介護サービスが受けられ、生活の場として活用されている。
介護老人保健施設や介護療養型医療施設での費用は、リハビリや医療行為を行うぶん、特別養護老人ホームより少し高くなる。
グループホームは、認知症の高齢者が5~9人で共同生活する施設。ケアハウスは介護は不要だけれど身体機能の低下などでひとりで暮らすのに不安な人で家族の援助が受けられないという人が対象の施設で、軽度の介護サービスがついている。
2040年に団塊の世代が90になる。ここが高齢者のピーク。病院も施設も余裕がでてくる。医学も進歩し、認知症も直る病気になっているかもしれない。75歳で介護が必要になる可能性も少ない。現在、国策として医師や看護師を養成しているが、高齢者が減り患者が減るので医師不足・看護師不足が解消する。