あらすじ
高校生の松雪は恋する気持ちがよくわからない恋愛未経験者。ある日、ランニング中に男性とキスしている幽霊(らしきもの)を目撃した松雪は、翌日、昨日の幽霊を教室で目撃する。幽霊だと思っていたのはじつはクラスメイトの夏目だと知り、徐々に彼と親しくなっていく。一緒に過ごすうちに、夏目に対して今まで感じたことのない気持ちを抱きはじめ……。
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可愛い初恋
どんなに告白されようとも興味がないからお断りしてた松雪君は、おそらく初恋もまだの子だったんだと思います。
そんな子が光って見える子をみつけたというのは、きっと一目惚れみたいなもので、興味を持った子が輝いて見えたということならとても素敵な表現だなと思いました。
それを色恋沙汰に慣れてなくて幽霊に見紛うところが、違う、そうじゃない、とツッコミたくなりましたがww
その子だけが特別、という気持ちが伝わって良かったと思います。
でも、想ったら一途な松雪君に対して海澄君は片想いしてた人に未練残りまくりなのが個人的にはちょっぴり残念でした。
三作品ありましたが私は両想いで一番幸せそうだった くにくの恋人 が特に好きでした。
Posted by ブクログ
陸上一筋の主人公松雪が同じクラスの夏目と関わり、彼と話すようになってからそれまで陸上しか頭になかったのに次第に友達以上に気になるようになって行きます。
しんみりと落ち着いたノリで進んでいくので読みやすく絵も雰囲気に合っていて好きでしたが・・・一番最初に告白してきた女の子を興味無いってバッサリ切ってる割に夏目に落ちるのが早いよ、とだけ思いました(笑)
最初はスポーツバカの朴念仁キャラなのかと思ったのにふたを開けると夏目が他の男の話するだけでもやもやしてる案外繊細な感じ…
表題作以外の話もかなり好きでした、むしろ短いけど「花とクズ」の方が好きかも(笑)