あらすじ
男性依存症の母をもち、義父からのわいせつ行為、ネグレクトを受けて育った作者。結婚して家庭を持つが、出産する決心がつかない。それは無意識下で、自分も母のような母親になるような恐怖があるからだった。
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Posted by ブクログ
男性依存症の母を毛嫌いしその母と同じようになるのが怖くて子供を産むのを躊躇している著者のコミックエッセイ。
私の場合、そんなことはなく経済的にも教育的にも弟と格差はなかったと思うのだけれど母との関係はよくないと感じています。
母のほうはどう思っているのかわからないけれど違和感がずっと拭えずよく考えたら弟のほうが待遇いいんですよね。
弟にはネコナデ声で話し、自分からもバンバン話題を振り長話。
私にはぞんざいで返事も適当。
「あんたはトロいんだから」となんでも行動を制限。
何かあると「頭おかしい」「基地外」etc...
そして何よりとにかく癇癪持ちで何でキレだすかわからない(弟に対しては絶対そんなことない)。
歳を経る事にひどくなるしどうも気が合うとも思えないし今更忖度まがいのことするのも疲れたので私はもう諦めて大人の対応をしています。
この人のように母親に対して大人になっても「母」として関係を考えられるのはすごいと思います。
私は表面的には「ママ」と言っていても内心は何とも思えなくなりました。
でもこの人の漫画や子育てという形で自分を癒しているように私も何かの形で癒せるといいなと思っています。
ただ恋愛や結婚は著者の夫のような人と出会えるといいな、という願望で終わりそう。
なるのが恐ろしいと言いながら
あっさり母親になったので
結局、自分の事しか考えてない人なのかなって感想。
絵も大して上手くないし。
生い立ちが可哀想なので星一つ追加って感じです。