【感想・ネタバレ】hなhとA子の呪い(1)【特典ペーパー付き】のレビュー

あらすじ

「性欲は真実の愛にとって障害」という信念を持つ針辻真の前に現れたA子。彼女は針辻にも性欲は存在すると嗤いながら指摘する。A子の言葉は「呪い」となり、針辻に彼自身の持つ「性欲」を自覚させていく。自分の中にある信念とは真逆の「汚らわしいもの」を見せ付けられ、次第に壊れていく針辻。A子の存在は針辻にしか認識できない。彼女は幽霊なのか、それとも針辻の抑圧された精神が見せる幻なのか…? 愛に捕らわれ縛られる男の「悲劇」の物語!

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Posted by ブクログ

クセの強い漫画が読みたかったのでクセの強そうな漫画を手に取りました。クソほどクセが強かったです。性欲を介在させない真実の愛を求める男に、「蛍は発情しているから輝く」と性交への夢を囁く生霊の少女。元々歪だった男の世界は余計にねじ曲がっては狂い果てていく。こういう、作者が言いたいこと言いたいだけ言ってく作品は好き。ぜってえ売れないけど。好き。同作者の別の作品も読みたくなりました。

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2016年07月27日

Posted by ブクログ

絵柄が濃いので気になって購入してみた。プロットはサキュバス類メインの聖アントワーヌの誘惑もの。西野マルタ作品を思わせるが、作品の印象はもう少し込み入っている。むしろサブプロットが枝葉末節生い茂らせて本筋が覆い隠されてしまいそうなアンバランスさが魅力。奔放な画に加えてセリフ弾幕も過剰であり文字を全部マトモに読める量ではなくなっているが、これは背景画像の一部と考えたほうがいいかも。1巻の段階でここまで話を拡げたら、なんとなくエンディングのパターンがいくつか想像できてしまうのだが、さらに予想外の展開を期待して続刊を待つ。

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2016年04月17日

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