【感想・ネタバレ】雑学3分間ビジュアル図解シリーズ 聖書のレビュー

あらすじ

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無人島で暮らすのに一冊だけ本を持っていくことを許されるのなら、「聖書」と答える人が多いと言います。その理由は、聖書が実に多面的な書物であり、信仰の源泉、人生の支え、生きていくうえでの知恵やヒント、西洋文明の基幹と……非常に多岐にわたって興味深いものだからです。一方、古代に書かれた文献の一つとして分析し、その成立事情を歴史的に考える「聖書学」という学問があります。聖書には、実は読めば読むほど、まだ解明されていないさまざまな謎や、よく分からない不思議な現象が数多くあるのが明らかになることです。この立場から見ると、聖書は巨大で複雑な知的パズルなのです。本書は従来の「聖書」入門ではなく、「聖書学」入門として、聖書に関心を持つ多くの方に、一般にはあまり知られていない聖書の諸側面を明らかにして、知的パズルの解明をとことん目指しています。

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Posted by ブクログ

昨今の世界情勢をより深く理解するため簡単なこの本を選びました。欧米社会と東洋社会の対立についての基礎情報の収集目的ですが聖書のいい加減さ、改めて感じました。

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2018年07月06日

Posted by ブクログ

雑学3分間ビジュアル図解シリーズの一冊。聖書を3分間で理解しようとすること自体が度台無理な話ではある。聖書の主要な内容と聖書それ自体の解説の各項目が、見開きでまとめられている。内容は全体的にいわゆる「聖書学者」によるものであることが極めて残念。聖書の正典的理解が非常に希薄であり、いわゆる批評学的視点に傾いている。「ファンダメンタリズム」に対する批評が最後部に載っているが、極めて一面的である。聖書学と、組織神学をはじめとした神学諸科との溝の深さを感じさせられた。

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2009年10月04日

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