あらすじ
現代人が抱える様々な体の不調。実はその原因の多くが「糖質」にあることを知っていますか。
糖質を摂り過ぎる食生活を送っていると、肥満や糖尿病の原因になるのはもちろん、認知症やがんを引き起こすおそれもあるのです。
現役の医師が糖質を摂り過ぎる危険性をやさしく解説。食べてはいけない食品、いくら食べてもいい食品、ケトン体をエネルギーにするケトン食など、「糖質を制限して健康寿命を伸ばす食事法」を丁寧にお教えします。
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Posted by ブクログ
健康になりたければ糖質を
・脳の60%は脂質で出来ているが、その3分の1がアラキドン酸とドコサヘキサエン酸の様な多価不飽和脂肪酸。
アラキドン酸は肉、ドコサヘキサエン酸は魚に多く含まれている。
・グルコースとフルクトースを一緒に摂取すると脂肪合成は3倍なる。
それはグルコースが解糖系とTCA回路を占拠する為、フルクトースはもっぱら脂肪合成に回されることになる。
・タンパク質を糖化する作用に関して、フルクトースはグルコースの7倍と言われている。
・
・ケトン体産生によって脂肪が排出される理論はあるが、ケトン体が出ないレベルでの体脂肪減少はまだ解明されていない(減量効果はある)。
・ケトン食でケトアシドーシスになった例は今までで2例ある。
しかしケトン食を行っている人は数十万人いて、数十万分の一ほどのほぼゼロに等しい例。