【感想・ネタバレ】父の贈りもののレビュー

あらすじ

「君の名は」「喜びも悲しみも幾歳月」等の名作映画で一世を風靡しながら昭和39年、東京オリンピックの年に不慮の事故により37歳の若さで逝去した俳優・佐田啓二。以来、伝説の二枚目銀幕スターとして人々の心に深く焼きつけられてきた父の秘話を、当時6歳であった愛娘・貴惠が、一緒に過ごした短い年月、残された秘蔵の写真やフィルムの中からひもといてゆく…。眠っていた記憶の中から掘り起こされる父・中井寛一(本名)の人間臭い素顔と、彼が貴惠や弟・貴一に与えてくれた素晴しい心の贈りものとは? 感動あふれる家族の歴史。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

数日前、佐田啓二という昭和の銀幕スターと呼ばれていた俳優を知った。著者と俳優の中井貴一の実父である事も知った。そして、この本を手にとって読んでみた。俳優の佐田啓二と父親の中井寛一という二つの顔がこの本には詰まっている。佐田啓二はかっこいい、中井寛一は人間味溢れる普通のお父さん。ご家族の書いた本なのでいろんな部分知れる。佐田啓二以外に弟である中井貴一にもふれているため、中井貴一ファンとしては嬉しい。この本を通して佐田啓二の奥様であり、著者や中井貴一の母である方の強さを感じた。

0
2014年05月19日

Posted by ブクログ

中井貴恵、貴一の父親である佐田啓二、と言っても今や知名度はずいぶん低くなってしまったのだろう。日本映画の全盛時代を彩るひとつのエピソードとして、楽しく読めた。できることならば、松竹大船撮影所前の食堂「月ヶ瀬」についてその顧客達の詳細な記録をまとめていただけないだろうか。

0
2012年03月31日

「エッセイ・紀行」ランキング