【感想・ネタバレ】ぼくは君を殺さないのレビュー

あらすじ

殺人鬼「ぼく」の完璧な日常は恋に落ちたあの日、綻びはじめた――

世界14ヵ国刊行!「ぞっとして、魅惑的」リー・チャイルド絶賛!

ぼくはシリアル・キラーだ。感じのいい仮面の裏で女たちを襲っては、自宅地下室の檻に監禁して殺している。ある夜、新たに地下室に迎えたエリカのためスーパーへ買い出しに行ったぼくは、美しく謎めいたレジ係のレイチェルに心奪われる。無論、その時は知る由もなかった。彼女に近づくにつれエリカとの力関係も崩れはじめ、完璧な殺人鬼ライフが制御不能になろうとは……。英国発の話題作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ぼく」は働いてもいないのに、家とそこそこの金がある。見た目、雰囲気ともに悪くはない。潔癖症。特技は周囲同化。幼子と老人には親切。次々と女性を誘拐して飼って殺害する。時には監禁してからわざと放ちハンター狩りする場合もある。 
シリアルキラーのぼくが、レイチェルに対して初めて連れ去りたい欲求が封印できた。 ぼく×レイチェル=恋人? 
飼っていたエリカが脱走に成功するがエリカ自身の意思で又「ぼく」の家に戻ってくる ←ここがびっくり(゚Д゚;) 監禁されてた家にもどるか⁉ ほかに行けよ。エリカは依存症になっちまったのか…。
エリカが、レイチェルへ嫉妬して、悲劇を招く。

本作が長編デビュー作 著者インタビューのなかで、「とてもじゃないが出版できないような悪趣味なものを書こうという以外、なにも決めていなかったんだけど、そうしたらするすると書けたんだ」こりゃ、次作も期待できるな。
今のとこシリアルキラーものの中では一番面白い。

原題:Normal 

0
2017年04月08日

「小説」ランキング