【感想・ネタバレ】黒の創造召喚師のレビュー

幾威空 / 流刑地アンドロメダ

[ブクログ · ★★★☆☆]

全１０巻完結
イラスト流刑地アンドロメダ
多分完結しているらしい、ズンクドーには１０巻完結セットが売られていたので、そうなんかと思う。ま、完結でもよし、続いてもよし。ラノベの王道転生無双もの。黒が忌色とされている国に転生して、色々苦労しながらも、いい出会いもありたくましく生きる子供の話。大きくは魔書あつめ、竜あつめ、敵対宗教との対決の３本に冒険者としての成功と日々の話、仲間の話が散りばめられていく。８巻まではそれぞれの書や竜のエピソードも描かれるが、９、１０巻の端折り駆け足具合が酷く、雑なのか勿体無かった。作者が飽きたか煮詰まったか。本を集めるのは非常に面白いと思ったが、少々竜頭蛇尾感あり。でもおもろかったけど。

[べすた · ★★★☆☆]

材料よし、調理微妙

個人的に好きな設定やキャラが多かった。
憎たらしいやられ役
美人で保護者なお姉さま
主人公の中二の入った能力
信頼できる相棒たち
など

でも描写が残念
戦闘は、技とその解説を並べて
エターナルフォースブリザード
これは相手を凍りつかせ死に追いやる技なのだ...！
勝ったぜよっしゃー
みたいな

各パートもぶつぶつと切れてしまい、欲しい情報がない
妹ちゃん達は美味しいポジションなのにどう思っているか描写がないし、お姉さま達の描写は短いし、召喚されたキャラもいつの間にか増えて、いつの間にか関係ができているし。

それぞれ後から補足されるのかもしれないが、想像を膨らませるような細かな情報や描写がもっと欲しかった。

こいつらこういう設定なんだ、強いよヤバいよ。
なノリなのはこういった作品の常ではあるが、もう少し入り込ませてくれたら嬉しかったかなと思う。
繰り返しになるが、素材は好みである。
続刊もあるので、ここから面白くなっていくのかもね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

神の陰謀で異世界転生．
で，召喚する対象を自分で作り出せるチートを貰う．
しかし転生先は黒髪黒目が忌子として扱われる国だった．

今回は半分くらい不遇の幼少期ですね．
そして後半は修行時代を軽く流して
お約束感溢れる冒険者デビュー．

異世界転生＋チート能力＋KATANA装備

というわけでよくある話ですね．
でも大人しくオレツエーする気がしない．
そう，SAN値が上昇していきそうな雰囲気が．
なんだよ，魔書の名前がクトゥルーって．
クトゥグアとかウェンディゴとかビヤーキーとかダゴンとかそういう魔書もあるのかよ，的な．

ふんぐるいむぐるうなふくするふるるいえうがふなぐるふたぐん

[カイシ · ★★☆☆☆]

転生前学校で嫌われてたよね？

主人公の常に上から目線なのと
人を小馬鹿にしたような言動にイライラしました
常に余裕な感じも鼻につきます

そんなやつが神様やエルフや
出会う人々に好かれるのが理解できません

たとえ「忌むべき黒」とされてるとしても

技術が発展してない世界で
お腹を痛めて出産した母親が我が子をここまで嫌うのは変です
作者が出産を軽視してるように感じました

唯一の能力、つまり使う技名は自分で考えたことになる
それを大声で叫ぶのは痛すぎ

お決まりの展開しかないし
惹かれない