【感想・ネタバレ】君がいる場所、そこがソニーだ ソニーを去った異端たちの夢のレビュー

あらすじ

いまや、ソニーのスピリッツは息絶えようとしているのではないか? 悲観的な著者に創業メンバーの薫陶をうけたOBがこう言った。

「ソニースピリットを持って取り組む人、それが一人でも二人でも集団であっても、またOB、現役、肩書きや組織のサイズにも関係なく、彼らが集まるそのとき、その場所がソニーなんだ」

電子乗車券や電子マネーに使われる「Felica」の開発者、ブラウン管式平面テレビ「WEGA(ベガ)」を大ヒットさせたデジタル高画質技術の開発者、ロボット「AIBO」の元事業責任者、プロ向け製品事業の元トップ、最先端の家電販売店の経営者に転じた元営業マンなど、ソニーを去った今も、ソニースピリッツを持ち付ける人々の挑戦を描く。

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Posted by ブクログ

この著者は、第3者でありながらソニーを愛しているのだなあと。前著『さよなら!僕のソニー』で、今のソニーにさよならを言って、そのソニーがどこに行ってしまったか、どこにソニーらしさが残っているかをソニーを去った人々の中に見出している。SONYというブランドから飛び出し、ブランドがない苦労も良くわかるし、ブランドを作るのは中の人だということもよくわかる。

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2016年06月24日

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