あらすじ
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【ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)で長年ゲームサウンドをつくってきた
ベテラン作曲・編曲家・中村和宏氏、初の著書!】
音楽を「良い音」で聴きたい人は多いことでしょう。
でも、そもそも良い音って何でしょうか?
本書ではそんな素朴な疑問に答えを出すことから、はじめていきます。
「良い音を聴きたいけれど、何からはじめていいのかわからない」
「お金はそんなにかけられない」人は大歓迎です。
「ネットワークをフル活用したオーディオ環境を構築したい」人向けの実践テクニックも満載です。
本書を読めば、あなたが本当に好きな音を簡単に手に入れられます。
【こんな人に最適】
・「良い音を自宅で聴きたい」
・「オーディオにそんなにお金をかけられない」
・「ネットワークを活用したオーディオ環境を構築したい」
・「どんなスピーカーを買えばいいか知りたい」
・「スピーカーの性能差はなにか知りたい」
・「どんな曲で音のチェックをすればいいか知りたい」
・「どんなアンプを買えばいいか知りたい」
・「どんなサウンドデバイスを買えばいいか知りたい」
・「どんな部屋にすれば良い音になるか知りたい」
・「家のどこでもお気に入りの音楽を流したい」
【この本の内容(一部)】
●原音にこだわるのは危険
●オーディオ装置を選ぶポイント
●周波数、音量、ステレオ感を理解する
●環境ノイズとダイナミックレンジ
●音の歪みの話
●大事な周波数帯域「プレゼンス」
●スピーカーのサイズと音量の関係を考える
●ヘッドフォンのメリットとデメリット
●ハイレゾうんぬんより、まずはオーディオシステム構築を
●好みの周波数特性カーブを見極める
●部屋鳴りを確認する
●スピーカーの設置場所と設置の際の工夫
……など
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本書は再読である。前は、2019年に読んでいたので、読み返したのは6年振りのことだ。
下記の目次のとおり、全6章構成となっている。
■第1章 良い音って何だろう?
■第2章 オーディオ再生装置の基礎
■第3章 自分が好きな周波数特性を知る
■第4章 何を選んで、どう設置する?
■第5章 Mac miniをプレーヤーにする
■第6章 ソフトウェアでもっと快適にする
このうちの第5章と第6章は、パソコンとソフトウェア部分なので、今は古く役に立たない内容となっている。PCは進歩の早い分野なので、仕方がない。
そのほかの章は、普遍的内容で、しばらくの間は役に立つ。オーディオ愛好者にも役に立つが、とくに入門者には格好の書である。
オーディオ装置を使って音楽を聴く人は、とても少なくなった。もし、これからオーディオを始めようという人がいたら、ネットで情報を取集するだろうが、ネットには際限なく情報があるため、ビギナーは混乱すること必至だ。何を買えばいいか迷ってしまうだろう。ネットで調べる前に、あるいはネット情報で混乱したときに、オーディオ機器を買わずに、まず本書を買えば、失敗は最小限に抑えられるだろう。
文章がしっかりしており、説得力がある。
Posted by ブクログ
オーディオに興味がある人が最初に読むべき本かと。
科学的な内容なので、オーディオおたくが口にするような通説に流されない姿勢が作れます。
ケーブルなど深みにハマることも避けられるのでオススメ。
オーディオはキリがないのでね。
Posted by ブクログ
とりあえずオーディオの基礎の基礎を押さえるにはとてもいいんじゃないでしょうか。入門用にと紹介されてる機材がおそろしくクセがあるので鵜呑みにはできないけど、それはそれとしていろいろ参考にはなる。