あらすじ
「哲学」というと、難しそうだと顔をしかめる人も多いだろう。
しかし、哲学者たちが「生きるということはどういうことなのか?」「自分とは一体なんなのか?」と頭を悩ませ、考えてきたことは、複雑化する世界をストレスなく生きるための知恵をたくさん与えてくれる。
本書は、少しとっつきにくい印象のある哲学を、簡単な文章と「図解」で、誰でも分かるように解説。
「無知の知」の必要性を唱えたソクラテスから、現代人の感覚にマッチしたニーチェ、ノマド的思考という生き方を提唱したドゥルーズまで、32人の主要哲学者の考えを紹介する。
この1冊で、古代ギリシアから現代までの哲学が面白いほどよくわかる!
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Posted by ブクログ
西洋哲学史の流れが非常に簡潔にまとめられた良著。
各哲学者の主要な考えが、どのような背景の中生まれて発展していったのか、そしてどのような潮流へ派生したのかを端的に学ぶことができる。
個々の哲学者の思想を学ぶ前段階として哲学史のおさらいをするのにうってつけでもあるし、今までの哲学復習するにもちょうど良い図書だと感じた。
わかりやすい言葉で書いてあるので、するする読めて頭に入る、高校生にもお勧めの著書。
個々の哲学者著作学習へ進んでみたくなる説明文もあり、教養深化のためにもお勧め。