【感想・ネタバレ】キャッチ=22〔新版〕 上のレビュー

あらすじ

第二次世界大戦末期。中部イタリアのピアノーサ島にあるアメリカ空軍基地に所属するヨッサリアン大尉の願いはただ一つ、生き延びることだ。仮病を使って入院したり、狂気を装って戦闘任務の遂行不能を訴えたり、なんとかして出撃を免れようとする。しかしそのたびに巧妙な仕組みをもつ恐るべき軍規、キャッチ=22に阻まれるのだった。強烈なブラック・ユーモアで、戦争の狂気や現代社会の不条理を鋭く風刺する傑作小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いわゆるひとつの反戦小説。
ただ、普通の反戦モノと違って湿っぽい雰囲気は全くなく、ほぼ全編にわたってブラックユーモアにあふれてる。
にもかかわらず、戦争の悲惨とか矛盾をくっきりと浮かび上がらせてるのは見事だと思う。
案外、これくらい吹っ切れた書き方をした方が、かえって人間には伝わりやすいのかもしれない。
ちなみにタイトルの『キャッチ=22』は、どうしようもない状況、とか、どん詰まり、みたいな意味のスラングになっているらしい(Wkipedia曰く)。

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2020年03月15日

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