【感想・ネタバレ】日本はなぜ外交で負けるのかのレビュー

あらすじ

尖閣問題も、竹島問題も、捕鯨問題も、すでに山本七平は予見していた!

米・中・露・韓…いま日本は、いずれの国との外交も手詰まりになっている。
何が日本を外交音痴にさせているのか?どうすれば外交交渉をうまく進められるのか?山本七平は30年以上前に、すでにこれらの外交問題を予見し、考察していた!

日韓のもつれにもつれた誤解、中国と未解決の沖縄問題、自由主義国アメリカが最後に見せる「別の顔」…など、日本の外交問題にあらたな視線を投げかける!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

琉球は両属の国である。しかし日本は廃藩置県と同時に、これを一方的にまず鹿児島県編入した。そして翌年琉球王尚泰を藩主として華族にし、明治12年、琉球藩を沖縄県とした
徳川時代に育まれ、明治政府へと到達させた勤王は、西郷と共に再び野に下っていくのである
イスラムの世界と欧米、また日本の世界とは、契約と言う概念の基本が違うから、相互契約を結ぶときは必ず裏で、それを保証する何らかの対策がとられている
日本には外交がないとか、外交が下手だとかしばしば言われる。しかし問題は常に、世界中に日本人の考え方生き方が通用すると言う錯覚なのである

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2019年07月18日

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