あらすじ
「不動産投資」の最強入門書に、アップトゥデートな情報が加わって再登場!
最新の融資情報や、遠隔地から物件を運営していく「自動操縦」の方法、
「地方の古い物件って売れるの?」と言われ続けてきた著者による出口戦略などを加筆。
2002年に、資金300万円から始めた不動産投資は、10年後には72世帯、
満室時の年間家賃収入は約5000万円の規模にまで拡大したが……。
その後の著者の「出口戦略」や、渡米後の物件の「自動操縦」の方法なども加筆して、
最新の融資情報も盛り込み、[新版]として上梓。
2012年、著者は、6つの物件のうち、2物件を売却し、譲渡税を差し引いても約4800万円を手にする。
その譲渡益をもとに、アメリカの永住権請願の要件を満たす投資を開始し、2014年に渡米。
売却した2物件については、所有していた期間のキャッシュフローも合わせると、
なんと、1億円近く稼ぐことができた(渡米後、さらに1物件を売却)。
地方の古い物件であるために、「手放すときに困るのでは?」「果たして買い手はいるのか?」などと、
大家仲間からは危惧する声があがっていたが……。
結果、周囲や自身の不安をよそに、順調な「出口戦略」を描くことができた。
「空き家問題」も、遠隔地での管理も、なんのその。満室経営を続ける著者による最強の不動産投資入門。
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Posted by ブクログ
読み終わった。名著。
一般的な不動産投資の本と違い、実際に不動産投資家として活動されている生の実践的なノウハウやカラクリが詰まってる。
大家というものがどういう存在で仲介会社はどういう位置付けなのか、様々な不動産に関する知識が得られて面白い。
不動産投資家というと楽して儲かるというイメージを持ってしまうが、プロの人は要点をしっかり押さえて様々な知恵や工夫をしているんだということがわかった。
Posted by ブクログ
物件探しから、購入、融資、客付け、管理、売却まで不動産事業のすべてのステージをわかりやすく解説している
またそれぞれの注意点やtipsも多くかなり参考になった
特に管理会社や職人さんとの付き合い方は勉強になった
売主、仲介業者、買主
大家、管理会社、入居者、工務店など利益相反となる部分を持つものを上手くwinwinに持っていく工夫が必要
そのためにはテクニック的な面も必要だが、相手の利益も考えられること、誠実であること、自らが信頼されるような人間であることが大切
Posted by ブクログ
中古の一棟アパートで不動産投資をしなさいという本。
狙うは都内築古と地方の物件。
物件の選定から購入、リフォームからその後の管理まで具体的に説明されていた。
これ一冊で全て完結できるのではないかという内容。
自分もこれに則って物件を探してみたいと思うが、今は不動産の価格が上がり過ぎなので、もう少し様子を見るつもり。
Posted by ブクログ
不動産投資の入門書
あまり資金力のない人を対象に、高利回りの築古アパートを勧めている。
300ほどあるページの中で、90項目近くの章に分かれて不動産投資をする上でのノウハウが非常にわかりやすく書かれている。
築古アパートを経営するにあたって自信が湧いてくるような内容となっている。
Posted by ブクログ
不動産の「いろは」が学べる本。この本を参考に実際の物件を見に行ったりもした。不動産はミドルリスクミドリリターンというものの、初心者がチャレンジするには少しハードルは高いと感じた。
Posted by ブクログ
ある程度リスクの高い物件を安く購入してリフォームして生まれ変わらせて、利回りの高い不動産経営をすすめる内容。リフォーム後に満室になることが具体的に想像できる物件を見つけるのが難しそうだと思った。もう少しリスクを低く始められる不動産の種類を探したい.
Posted by ブクログ
不動産投資、その中でも中古アパートを買い上げ、リフォーム等を経てキャッシュを稼ぐ手法に強みを持つ著者による、不動産投資を始める人向けに様々なアドバイスが書かれた本。
著者の考え方は、売買益で稼ぐのではなく家賃収入で安定的に稼ぐというものだが、これは株式投資に当てはめると高配当企業に投資すべきとなるだろう。グロース株が軒並み低調な今、この考え方には強く共感した。
株式投資に比べ、不動産投資の強みは「比較的低リスクでレバレッジを持てる事」であろう。金融機関からの融資を引き出す事が出来るからである。一方株式投資でレバレッジを持つには、信用取引をするしか無く、最悪巨額の借金を背負うリスクがある。
巻末に記されていたFPの言葉、「お金持ちになる為には、起業・株式投資・不動産投資のいずれかしか無い」という台詞には完全に同意である。サラリーマンとしての給与所得とは別の収入源を持つ事は、将来へのリスクヘッジにも繋がる為、株式投資と共に不動産投資の勉強も進めたい。
Posted by ブクログ
不動産投資をやっていく上での著者なりのノウハウを盛り込んだ1冊。
最初に読んだ「確実に儲けを出す 不動産投資の教科書」に比べると王道からはいくらか逸れたニッチを攻めているような印象があり、それぞれの考えの違いが知れてよかった。
基本的にこの書籍では利回りの高さが最優先で、それを実現するために値引きであったりリフォーム前提での経営や満室経営をしていくための工夫を全面に押し出している。
考え方としては非常に参考になるが、資産価値の付きにくいものとはなってしまうため銀行の融資が受けにくい(受けられたとしても金利が高い)、売却の買い手が付きにくいといったデメリットも発生しそうなのでこのあたりのバランスで見ていけたらなと思う。
Posted by ブクログ
王道な方法ではないかもしれないけど、著者も言う通り、ニッチな戦略でしっかり理論だてて、戦略からアクションの落とし込みがされているのが勉強になった。
時代背景が違うので再現性があるのかという点と、出口戦略が弱く、リスクをとって収益性に偏っているところもあるが、不動産投資のひとつの戦い方として、とても、わかりやすかったです。
Posted by ブクログ
小規模から不動産投資を始めるのに良い指南書だと思います。資産がない人はそれなりに手間もかけないとですが、それなりのリターンもありますね。
いつかやってみたい。元手から先だな
Posted by ブクログ
不動産経営、特に一棟アパート経営のイロハが学べる書籍。物件探しから購入、リフォーム、貸出、管理まで網羅的に掲載されている。銀行融資の項目がややページを割きすぎている感あり。ほかは不動産経営のイントロダクションとして役立つ。