【感想・ネタバレ】住む人が幸せになる家のつくり方のレビュー

あらすじ

多くの人にとっての「家」というものはたぶん、生涯で一番大きな買い物でありイベントであるかと思います。
これからそこに住む人全員にとっての大切な場所になる「家」づくりは、失敗も後悔もしたくないはず。
本書は、建築家としてこれまで多くの人の家づくりに関わってきた著者による、
「幸せな家づくり・成功する家づくり」の知恵の結集です。

家を手に入れようとするときにいちばん大切な心構えや大前提から、
家づくりの際に夫婦や家族で話しあうべきポイント、
家を幸せに使いこなすための各部屋の知識、
工法や材質などのこれまで信じられてきた「家の常識」にまつわる誤解、
そして実際に「家づくりによって幸せで豊かな人生を手にした人たちの実例」まで、
知っておくべき内容をあますところなく公開しています。

◎目次より

*「家を買う」という発想ではもったいない!
*「家賃を払うならローンを払ったほうがいい」かというと、実はそうでもない
*「まず土地を探す」のが失敗の元
*家は三回建てないと成功しない?
*欲しいのは耐久消費財か、それとも資産か
*自分に合った「家を手に入れる方法」を知ろう
*LED照明は特性を押さえておかなければ「値段の高い蛍光灯」
*木造建築はコンクリートより弱い、とは限らない
*「風水・家相」を無視しにくいこんな理由

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Posted by ブクログ

ネタバレ

家をつくることは、幸せをつくること。

建築が「幸せ」に繋がること、をテーマとする八納啓造さんの考えとノウハウが詰まった一冊。


「家を買う」という発想ではもったいない。
その家に自分と家族が住み、そこで幸せに暮らしていくというイメージをしっかりと持つことが、実は先々まで家に飽きないコツであると考えます。
この言葉が心に刺さりました。

確かに家を手に入れた時はここで暮らすことを楽しんでいたのに、何時の間にかワクワク感を失っていました…

ですが、この本を読み進めるうちに、八納さんの講演を聞きワークを進めるうちに、いろいろな気付きがありました。

『ネガティブに思えていることでも、違う角度から光を当てると先行投資している理由がある』とのこと。

意識していなくても、自分と家族のライフスタイルは反映されていたようです。
ちょっとホッとしました。

八納さんから、『夢を形に!』という言葉をいただきました。

そして本の中で一番心に残った言葉、
『家族の形の変化に対応できるような「のりしろのある家」』
「のりしろ」という言葉がいいですね。

自分と家族のライフスタイルを見直しなから、本で得た家に関する知識を活かしながら、「のりしろ」のある日々を過ごしていこうと思います。

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2013年01月05日

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