あらすじ
「まだ、間に合います。」
仕事のストレスをきっかけにうつ病を発症、さらには大人になってからアスペルガー、ADHDと診断された著者が、その症状を大きく軽減させることができた原因を自分なりに分析、実践しやすいマニュアルの形で振り返ります。
以前は正社員でありながら仕事のストレスで休みがち、休職経験もあり、たいした成果も上げられないダメ社員だったと振り返る著者が、いま勤務している外資系コンピューターメーカーでは、体調不良欠勤がほぼ無くなり、メンタル、身体のどちらも調子は大幅に改善。
本書は、大人の発達障害を克服して自分らしい人生を送りたい人に向けた本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この本を読んで自分も発達障害ではないかと自覚しました。2次障害に苦しみながらも前向きに症状の改善に取り組む姿とその方法に非常に影響を受けました。読者に寄り添う独特の文体の優しさからも著者の人柄が感じ取れる良書です。
自分を取り戻した
ここまで体系的に発達障害のことを掘り下げている本はないと思う。
いままでとある症状でこういう仕事が天職ですといわれてもピンとこなかった。むしろ向いていなく苦しんだ私が何かヒントはないかと模索していたところこの本に出会いました。本当にラッキーでした。ありがとうございます。
天職よりも自分を知ること、まずは自立が大事だと気づかされました。そのプロセスが段階をふんでとても丁寧に書かれてます。
あとは自分と周囲の人との思考の切り離しかたがとても役に立ちました。
対人ストレスの原因はこれができていなかったためだと理解できてよかった。
Posted by ブクログ
大人になってから、自分が「発達障害」だと分かった作者さんが、自分自身の経験をもとに、大人の発達障害の人が幸せに働くための方法を説明しています。
Posted by ブクログ
少し繰り返しの表現が多かった様に感じました。(申し訳ありません。)
おそらく編集者の手があまり入っていないからだと思われます。
編集者による文章校正って重要。
発達障害と言っても、そのベクトルと度合いが様々。
自力で解決できるタイプも周りのサポートが必要なタイプもあるかと思います。
岩本さんの場合は学習は得意であることがよくわかりました。
発達障害に悩む方の一助となれば。
Posted by ブクログ
発達障害の方が読むと共感できるのかもしれません。
●キーワードは
情熱、行動、自立
●備忘録
ビブリオバトル
社内プレゼンの資料作成術 鎌田
パワポは色、文字、図、数字、線を徹底的に省く
色の持つ意味
1ページにつき言いたいことひとつ
天職 才能心理北端康良
ハーマンモデル
自分未来編集 鵜川洋明
パッションテスト
ストリートアカデミー
peatix
こくちーず
プチスキル
Posted by ブクログ
思ってたのと違った。
ジャンルは自己啓発本の方が近いな。
この人はいわゆる意識高い人なのだ。(高い系じゃなくて)
自分の障害や人生に真摯に向き合っている。
わたしが想定してるのは作業所にいる発達の人で、支援の手がかりにと思って読んだ。
レノボで障害者雇用って言えば
3.4ランクくらい違うイメージ。
継続B→就労移行→特例子会社
→一般就労(しごと財団やハロワ)→一般就労(クローバーナビ)みたいな難易度ね。
ただ、自分と周囲の世界が違うと知ることが自立につながる、というのは当たり前ながら新鮮。
この人は周囲の目を気にしすぎて自分の気持ちや自分のことを見れてないって言ってる。
一方で周囲がどう見られてるか意識しない言動も発達障害の特徴なわけで。
このアンバランスさを是正するのが非常に難しい。
自分を客観的に見ていく必要性が繰り返し語られている。
やっぱり障害の自覚があるからこそ、
ここまで変われるんだよな。
自分を知る、自分について考えることが必要不可欠。