【感想・ネタバレ】辺境で 伊図透作品集のレビュー

あらすじ

第49回ちばてつや賞大賞受賞、第5回漫画アクション新人賞入賞を経て、『ミツバチのキス』『エイス』、そして『銃座のウルナ』(第21回文化庁メディア芸術祭[優秀賞]受賞)と、漫画シーンから熱い注目を浴びる意欲作を発表し続ける鬼才・伊図透。未発表作から最近作まで、その多彩な魅力に溢れた独創性豊かな作品群を一冊に編んだ、待望の初短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

説明を省略しても伝わる技術と、それゆえのシャープでスマートな話の印象、絵柄はやわらか、に多少の奇想をまぶして、この作者は出来上がっている。
「ミツバチのキス」や「銃座のウルナ」では奇想の成分が濃く。
この短編集は良質な映画のようだ。

STEEL BLUE
芸術家が鉄を扱ったら。

靴ひもを結べ!
男の子が馬鹿に見える女の子と、男の子ふたり。

靴ひもを結べ!・冬
靴マニア。

辺境で
劣悪な労働環境。

あふれてしずんだお話たち(ほっとけ。さくら。ソ連の石)
少年少女のほのぼのものかと思いきや、沙村広明を連想させられる陰惨さに。
「世界のいろんなところに行くんだ、タダ乗りで」という少年は、「靴ひもを結べ!」にも、「NO TITLE」にも。

NO TITLE
鉄道員と、キセル少年と。

0
2018年03月13日

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