あらすじ
人と自分とを比べて、落ち込んだり、焦ったりしていませんか? いつも自分の力でなんとかしなければと思い込んでいませんか? 人は誰でも個性を持って生きています。「あの人みたいになりたい……」と他人を意識しなくていいのです。自分のできることをそのまま伸ばしていけばいいのです。まずは、「今の自分」「ありのままの自分」を受け取ることからはじめましょう。できること、できないことがあっても、決して自分を責めてはいけません。人に認めてもらおうとして、立派な自分を演じようとしないで下さい。自分の弱さやダメなところを人に見せるくらいでちょうどいいのです。だって、人生にムダなことなんてひとつもないのですから。失敗も成功も、同じくらいの重みがあるのです。2007年ヤフー人名検索No.1、僧侶にしてアナウンサーである著者が、多くの方の悩み相談にこたえてきたブログ「日替わり法話」をもとに説いた、生きるのがラクになるヒント。
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Posted by ブクログ
きっかけ:職場の仲間の方が貸してくれたので
★よかった&印象にのこった箇所
p42 負けても、弱音を吐いても「ま、いいか」
・有能でも平凡でも、目立っても目立たなくても、それぞれの”いのち”を一生懸命生きている。
だから無理せず自分にできることを地道にやっていけば良い
・弱音は吐いてもいい、自分に厳しい決めごとをしすぎないように。
・ある医者が「薬をきちんと飲んでます」という人より、「うっかり飲み忘れちゃいました」と言う人の方が治りがなぜかはやいらしい
p70 運をつけるのではなく”縁を頂く”
「どうしてこんなに運が悪いんだろう」と、今の状況を「運」で判断してしまいそうなときには、焦らないことが大切。
今頂いているご縁を生かし、それを成し遂げた時に良い意味での運(チャンス)が到来すると考えると、「今」の状況を大切にできる
p72 人はそれぞれ自分らしい色で輝く
「無等等」という言葉…「絶対的な物差しは無い」という意味
一人一人がかけがえのない命を持ち、金色に輝くということ
”一人一人がひとつずつ蓮の花の上に乗っているというイメージ。
誰の蓮が大きいとか、綺麗とかではなく、みんな蓮の花の上に一人ずつ乗っている”
→ついつい人と比べてしまうことで悩むため、このイメージを持つようにしていきたい
★まとめ
自分を変えなければ、とあれこれ試して疲れてしまっていたため、本を貸してくれた職場の方の「ありのままのあなたでいいんだよ」という気持ちが嬉しかったです。
長年の考え方の癖をいきなり変えるのは難しいですが、実行できるところからやっていくようにすると、気持ちが楽になると思います。
Posted by ブクログ
一度は読んだことのある内容でしたが、それでもやはり得るものはありました。
特にこれという感想はないのですが、気持ちがとても楽になりました。
自分を信じることの大切さを、何年かぶりに取り戻せそうです。
私はいつも、誰かにとってベストな自分でいようと心がけていました。
でもこれを読んで、自分にとってベストな自分でいることの大切さを気づかされました。
きっとこの人はこういう返答を待ってるな…と期待に答えようとしてばかりでしたが、私はこう言いたい、こう思う。それを伝えることが、人間関係の成長にもつながり、大事なんだと思います。
また自分を失いそうになったとき、この本を読み返したいと思います。