あらすじ
【小説版登場!】ローゼンメイデン――。自らの意思を持ち、まるで生きているかのように精巧なアンティークドール。その中の双子の人形、翠星石と蒼星石。薔薇屋敷の主・結菱一葉のもとで目覚めた二人だったが、復讐に駆られる彼に翠星石は疑問を感じ……。固い絆で結ばれた姉妹の秘められた過去が、今明かされる――。
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Posted by ブクログ
双子のドールが結菱家からジュンくんの家にくるまでの追想録。
過去につかえてマスターや昔の思い出を織り交ぜて作ってあります。
断片的でローゼンメイデンが分かる人しかわからないお話だと思いました。
Posted by ブクログ
シリーズ番外編で、翠星石と蒼星石が主人公を務めるノベライズ作品です。本編ストーリーの直前までの物語と、ヨーロッパの一国を舞台にした過去の物語が交互に展開していきます。
現代の物語では、双子の弟をうばった女に復讐しようとする結菱一葉(ゆいびし・かずは)をマスターとする蒼星石と、蒼星石と別れてアリスゲームをおこなう運命を拒否する翠星石の関係がえがかれていて、翠星石が真紅たちのもとにやってくる本編に接続する内容となっています。
過去の物語では、年少の皇帝であるルドフルと、彼の庇護を受けるガラス職人のレオシュが、それぞれ蒼星石と翠星石のマスターになります。やがてこの国にクーデターが起こり、翠星石と蒼星石も混乱の渦に巻き込まれます。
現代の物語も過去の物語も、派手な展開はありませんが、この作品に独特の雰囲気が小説にうまく再現されているように感じました。
Posted by ブクログ
翠星石と蒼青石、双子のドールを主役にしたスピンオフ小説。過去のマスターとのエピソードを交えながら本編に至るまでの流れを描いた補完的な内容となっている。物語の性質上漫画本編の補足として触れると、二人のキャラクターをより掘り下げられるかと。