【感想・ネタバレ】ももかコミカライズド 1のレビュー

あらすじ

「アットホーム・ロマンス」の作者が満を持して贈る〝女子高生萌えマンガ家ストーリー〟少女マンガ家を目指す姫咲ももかは、少女マンガ誌に持ち込んだはずが、なぜか萌えマンガ誌でデビューしてしまう?一方、ももかの憧れの同級生・五十嵐臣は萌えマンガ嫌い。正体を隠して頑張る、ももかの恥ずかしさと大胆さ溢れる青春ラブコメディ。「マンガ家漫画」の最終兵器がついに発進!!

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Posted by ブクログ

少女漫画家を目指す女子高生・姫咲ももか。持ち込んだ原稿が評価され、晴れて雑誌デビューとなったももかだが、掲載された雑誌はなんと萌えマンガ雑誌だった……!

手違いから右も左も分からないジャンルに放り込まれながら、必死で「萌え」を理解するためのヒントを探すももかに、創作者らしさを覚えると同時に、その一生懸命さにも好感を持った。(自分の)表情ひとつひとつも全力に思え、応援したくなる主人公だ。

一方でももかはあまり人前にグイグイ出るような目立ちたがりではない。にもかかわらず漫画を描いて持ち込んで、畑違いでも描き続けると決めて……創作物を世に出すというチャレンジへの高揚感、そして片想い相手である五十嵐臣からも含め評価されることへの期待と不安のないまぜになった不思議な感覚。それらにももかは魅了されたのだと思う。「ももかはチルの分身です」と話す作者の、このテーマで描きたかったことのひとつではないだろうか。

ももかには、この先も多いに悩んでほしい。そこからどんな答えを導き出すのか、楽しみ。

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2012年02月24日

Posted by ブクログ

女子高生漫画家が少女漫画と間違えて萌え漫画を…というのが筋。主人公の悪戦苦闘ぶりと作者の漫画論が良い昇華。ところで姉萌えは?

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2013年05月12日

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