あらすじ
男たちは体を張って闘う。誰かを、何かを守るため――。刑事と暴力団員として再び出会った空手のライバル。その最後の勝負を描く『花道』、新興流派のフルコンタクト空手に、伝統空手の誇りをかけて挑戦する男を描いた『空手道・内海道場』、少女を食い物にする芸能界の売春組織に、スタントマンの憤激の拳が炸裂する『血と埃のバラード』……。著者会心の8編を収録した短編集、待望の文庫化! 男と男のプライドをかけた熱い闘いが始まる!
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Posted by ブクログ
格闘技をテーマにした短編集。いずれも格闘技ファンにはたまらない8編を収録。
『花道』。空手経験者の吉倉刑事が検挙する暴力団員は、学生時代のライバルだった。
『探し屋』。探し屋の所長に舞い込んだ人探しの依頼。依頼の理由は…
『空手道・内海道場』。武道三昧の人生を送ってきた内海道場の道場主・内海剛造。内海の門弟の一人、蒲郡が内海の制止を振り切り、フルコンタクト空手の大会に出場するが…
『非道議員』。再び、内海剛造の登場。大物政治家の飼い犬になることを拒んだ内海の道場に最大の危機が迫るが…
『バーリ・トゥード』。グレイシー柔術に代表される総合格闘技と古武術との決定的な違いは何か。格闘技の真髄に迫る傑作。
『血と埃のバラード』。ベテランスタントマンの黒田才蔵が売春組織と闘うという物語。カッコいい!
『幻の秘拳』。またも黒田才蔵の登場。日本人空手家の実力者の抹殺を目論む謎の組織に黒田が挑む。この結末は…次の短編に続くのか。
『暗黒街のリング』。黒田才蔵が、友人の命を救うために暗黒街のリングに立つ。カッコいい!
Posted by ブクログ
短編集でした。いずれも武道に関する登場人物を軸とする物語。空手道の内海剛造がよいキャラですね。武道の達人にして少々強情な面もあり、そのギャップが面白かったです。ただ、ちょっぴりディープな裏社会を舞台にした物語が多く、その点では一般人視点では居心地が悪い、早くここから立ち去らねば、と思わせられるシーンも。