【感想・ネタバレ】文豪に学ぶ超一流の手紙術のレビュー

あらすじ

30万通の手紙を書いてきた「手紙代筆」のプロが、
名文を手本に、「ひと味ちがう」伝え方のコツを伝授!


夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、川端康成、星新一、
芥川龍之介、正岡子規、石川啄木、白洲正子、宮沢賢治……
彼らは、どんな手紙を書いたのか?

本書は、「一流の文豪・著名人」たちの数々の名文を紹介しながら、
ひと味ちがう、上質で豊かな手紙の書き方を伝授する一冊です。

一時代を築いた文豪・著名人らが、
大事な方へ、こころをこめて送ったり送られたりした手紙は、
魅力的で、印象的なものばかり。

「手紙代筆業」に携わって30年、書いた手紙は30万通を超え、
あらゆる手紙を代筆してきた「手紙のプロ」が厳選した、
「使えるフレーズ」が満載です。

本書を読めば、「ありきたり」にならない、
「とびきり」の手紙が、きっと、書けるようになります。


*目次より

1章 個性が光る「年賀状」の工夫あれこれ
2章 人間関係が深まる「暑中・寒中見舞い」と送り状
3章 うれしい気持ちを伝える「お礼状」と「お祝い状」
4章 こころにそっと寄り添う「見舞い状」
5章 思いを届ける「詫び状」と「お悔やみ状」
6章 引越や結婚などの「お知らせ」の手紙
7章 思わず行きたくなる「招待状」の書き方
8章 ここぞというときの「依頼状」と「断り状」
9章 読んでみたい、文豪たちのラブレター
10章 ユーモアあふれる手紙、旅先からの手紙

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が書くときに使えるかどうかは別として、文豪の手紙を読むのは面白くて好き。流麗な文章だと何度も読みたくなる。送った相手との関係性も気になるところ。
犀星が堀辰雄に送った自宅への招待文と、田村俊子の絵のお礼の手紙がとても素敵。芥川龍之介の恋文かわいい。織田作の結婚報告はさすが大阪人、てかんじでオチもついてる。太宰治の芥川賞欲しい手紙は「ダメな例」として載っていて、とりとめないんだけど、なんだかちょっと面白いな…筆者も書いているけど、どのセンテンスも美しい。

でも、いちばん印象に残ったのは、筆者が義母に「メールアドレス変えました」って送ったら「なぜかえましたへんこうのしかたわからない」って返ってきたエピソード。ひゃあってなるよね…

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2019年05月28日

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