【感想・ネタバレ】ファンタジスタのレビュー

あらすじ

【第25回野間文芸新人賞受賞作】首相公選制がしかれた近未来の日本。投票を明日に控え、かつてのサッカーのスタープレイヤーだった政治家・長田が圧倒的な支持率で最高権力者になろうとしている。人々はこの清新で危険なにおいのするカリスマに夢中だ。だが、果たしてこの選択は正しいのだろうか? わたしたちはどこへ向かっているのか? 忍び寄るファシズムの空気を濃厚に描く傑作小説集。

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Posted by ブクログ

おもしろかった。
ユニフォームじゃなくてマルチフォーム、最高。
スポーツがもたらす一体感が閉塞感を伴うことがあざやかに表現されていて、読後も満足感があった。

1
2011年01月07日

Posted by ブクログ

野間文芸新人賞受賞作。こういったマジックリアリズムの手法を用いた作品を読むと、現実を批判する虚構の愉しみ方を勉強させてもらえる。

1
2014年02月25日

Posted by ブクログ

5/3
あくまで書物(=フィクション、非現実)であることの意識は失わず、そのうえで政治を語る表題作。

1
2010年05月03日

Posted by ブクログ

妙なものを読まされた、という印象
フットボールと民主主義をどう絡ませたいのか不明で途中で差し挟まれるダキマクラや選挙の話もよく分からず…小説が一枚の絵になるとしたら、目をやるところと主題が全然分からないものになると思う
ハイウェイ・スターの◯◯◯ジャンケンのくだりはバカバカしすぎて面白かった

0
2024年09月27日

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