あらすじ
「声」を複製し消費する社会の中で、音響メディアはいかに形づくられ、また同時に、人々の身体感覚はいかに変容していったのか――草創期のメディア状況を活写し、聴覚文化研究の端緒を開いた先駆的名著。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すでに文庫で出版されていた。佐藤克巳のメディア論の名著30であるが、一般で非常によく読まれたかどうかはわからない。とにかく、電話、ラジオ、についての国内外の歴史である。電話がわずか10年の間に普及したのは、天皇の行幸と一緒に急に設置され、それは地域の反政府運動を抑える役目もあったということは、また無線通信ではなく統制の役割としてのラジオの電波の割り当てということは、今の携帯電話とも合い通じることがある。副題の資本主義だけでなく、政治ということも書いておいてもよかったのではないかとも思う。メディア史という授業があれば、テレビは書かれていないが、そのテキストになるであろう。