【感想・ネタバレ】新編 黒部の山人 山賊鬼サとケモノたちのレビュー

あらすじ

知られざる「黒部の山賊」その人が語る失われゆく山の民の生活賦。

「黒部の山賊」のひとりが語り尽くす、山のこと、自分のこと、暮らしのこと。
2014年のベストセラー『定本 黒部の山賊』(伊藤正一・著 山と溪谷社)の人気登場人物・鬼窪善一郎氏が語る、幻の書。新編として、山と溪谷社より刊行。
ボッカ、ガイド、遭難救助、イワナ釣り、猟師、カモシカ猟、炭焼き・・・

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何十年か経って、私の職業人生を振り返っても、こういう語りはきっと出てこない。その日その日で、いっぱいいっぱいになりながら対応しているけど、言ってPCに向かってるだけだし…。ギリギリの勝負をしながら、生きてる!と強烈に感じることをほんの少し追体験させてもらった気になった。今はもうないだろうこの暮らし、豊かになった代わりに私たちが失ったものにロマンを感じてしまうけど、やっぱり生き抜くことで精一杯の厳しさもひしひし感じる。

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2021年01月28日

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