【感想・ネタバレ】【写真詩集】夏の森のレビュー

あらすじ

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【写真詩集】全国各地の風景を、心の赴くままに写真に収め、感じるままに言葉を紡ぐ。銀色夏生がふとした瞬間を切り取った写真と詩は、我々の本能に直接囁きかける。魂の自由を味わえる写真詩集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ひさしぶりの銀色さん。
よかった。。

そう、わたしが銀色さんを好きになったのは、写真と詩の本がとても好きだったから。そればかり買ってる時期あったな。ズラ~ッと並んだ本たちをみて、ああ、どれから買おう・・・?とワクワクしたものだった。


【好きな詩】

シンプルに生きることは難しいけど
行動をシンプルにすることはできる

満足する人生を生きるコツは
途中で自分の心を殺さないこと

「近ごろの課題」
今 目の前のことを
信頼する
今を味わう
できるだけ深く

自分の弱さを人に見せて生きられる
強い人だった

透明な青い空を背景に
祈りのような薔薇の花
今日はしゅんとしちゃって
元気がなくて
おもしろいことも言えないけど
それでも会ってくれる?

しばらくのあいだ力を失くしてた
そういう時ってあるよね
そういう時は静かにして
むやみに動き回らない
そしてまた気持ちが
ゆっくりと動き始めるのを待とう

誰もがある種の偏見や
独自のフィルター越しにものごとを捉えているのだから
人の偏見を指摘して批判するよりも
フィルター込みのその人の魅力を味わいたい

私がほんとうに言いたいことは何だろう
今 言いたいことは
孤独で 細くとがって
人に理解されにくい
やさしく ひんやりとした 透明な何か

長いもの思いから覚めて
テラスから空を仰ぐ
暮れゆく空に夕焼け雲

昨日までのことに
きっぱりと背を向けて
明日に向かおう

透明な空気を深々と吸い込むと
どんどん気持ちが静まっていく

明日からは新しい日々
新しい自分になろう

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2016年09月18日

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