あらすじ
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な“ご縁”が品物とともに舞い込んでくる。 京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。 百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。
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Posted by ブクログ
京都が舞台となったら買わずにはいられない。
表紙か挿し絵でネタバレしてるで、そーゆーことよね?と思いつつ読み進めるも、なかなか上手いことぼかして書かれており、「ちがうの?」違和感を感じながら読んでたけど、ラストはなかなか良かった。本編より1995の冬の日の方が良かった。
Posted by ブクログ
京都の路地裏には、今日もふしぎな「ご縁」がやってくる。
京都祇園の路地裏にたたずむ「桃枝骨董店」。三代目店主未之助と弟子兼使用人の天草がいるこの店には、骨董品はもちろん、時には不用品や盗品といったものまで――、毎日不思議な"縁"品物とともに舞い込んでくる。
京都に春が訪れたある日。大学進学のため、全寮制の高校を卒業した孫娘・光が7年ぶりに帰ってくる。と同時に、馴染みの刑事からある品物の問い合わせが入る。聞けば、事件がらみのいわく品で……。
百鬼夜行の気配ただよう町並に、人と物と人情が紡ぎだす、ちょっぴり不思議であったかいライトミステリ。
Posted by ブクログ
不思議な人・物がいろいろありすぎてまとまってない。終盤で主要キャラ2人の秘密が明らかになるけど、どちらかは最初から明かしておくほうがスムーズだと思う。シリーズ化されるのなら2作目の方が面白くなるパターンか。