あらすじ
肌に触れると心の声を聞く事ができる力のせいで、幼い頃に村を追われた少年・アマネ。ある日、怪我をしたアマネは、紅い瞳の薬売り・キサラギに助けられる。それは久しぶりに触れる人のぬくもりで…。
☆【電子特典】カラーイラスト付き☆
感情タグBEST3
綺麗。
切なく、綺麗なお話でした。
現代ならかなりのイケメンと言われた筈のキサラギさん。心の美しいアマネに出会えて良かった。
リクの本音を聞いた時は切なくなりましたが、共に旅する事が出来て嬉しかっただろうな。嫉妬は隠せない所が可愛い。
キサラギさんとの仲を不安に思ったアマネは何故心を読まなかったのだろう。それ程テンパっていたという事でしょうか。
悲しい過去のある二人だけどハッピーエンドで良かった。
Posted by ブクログ
作者はこれがデビュー作ということで、そんなことが信じられないくらいの高クオリティ…!主人公二人がむちゃくちゃ好みだというのもありますが、人物描写も丁寧だし、絵も綺麗だし、いろんなところにキュンが詰まっていて、本当に楽しく読めた。
次作も絶対読みたいので、この作者ちゃんと覚えておこう。
最初の流れからだとリクが人化するのかなーとか思ったけどそんなことはなく、お互いに普通とは違う力がある事で虐げられて…と、そこまで深くは追求してなかったけど切なく、ただお母さんが愛するからこそ自分の心を聞かせたくなくて…とか、そう思うと少しうるっとくる。てか、リクの本音が切なくも尊い…。
Posted by ブクログ
人の肌に直接触れると心が読める少年と、金の髪、紅い隻眼という見た目から忌み子、鬼の子と苛まれてきた薬師のお話。設定的にもっと深く掘り下げたり広げればBL要素以外にも面白そうな要素が有るだけにその部分が少しあっさりしていたように思えるのは残念。だけど傷つきながらも素直で可愛いアマネ、明るい性格でアマネの心配や不安を包み込むキサラギを見ているのはとても微笑ましかったです。そして何より山犬のリクがめっちゃ癒し!!最後の最後までリクがいい感じに色を足してくれていました。残念に思うところもいいところもひっくるめて続編出てくれると嬉しいなと思います!