【感想・ネタバレ】野坂昭如の霊言のレビュー

あらすじ

シンパばかりを出しても「霊界の証明」にはならない!
霊言が本物かどうか。
俺がこの目で確かめる。

反骨と反戦、言論の自由、マスコミの正義、そして宗教――
心のサングラスを外した直木賞作家の目には、死後何が映ったのか?

■■ 野坂昭如の人物紹介 ■■
1930~2015年。作家。早稲田大学第一文学部仏文科中退。放送作家や作詞の仕事に従事し、1963年、「おもちゃのチャチャチャ」の作詞で第五回日本レコード大賞童謡賞を受賞。同年、小説『エロ事師たち』を発表。67年、戦時中に妹を亡くした体験が題材である『火垂るの墓』、戦後の闇市体験に基づく『アメリカひじき』で直木賞を受賞。「焼跡闇市派」を自称した。その他、評論やエッセイの執筆、歌手やタレント活動、参議院議員等、幅広い活動を行った。

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Posted by ブクログ

意外におもしろかった。手入れ隠しでシャイで悪態をついているようだが正直な人でもあるようだ。また、作家とし多作ができない嫉妬が、主に対する判断を曇らせているようでもある。過去世でイエスとの意外なつながりも興味深かった。今回は正しい判断ができただろうか?

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2016年08月06日

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