あらすじ
[オハナホロホロ]の鳥野しのが描く、無人島に持っていきたい短編集。 ―親愛なる君へ。ケッペキ症の美少年の恋[現代ファンタジー]から、お父さんの手紙がほしい盲目の子[昭和]、 宇宙で開かれる10年に1度の同窓会[SF]など、 心潤う手紙にまつわる5編を収録。 苺とアネモネ/白き使者/日雀<ひがら>/シュレディンガーの恋人/星の林に月の舟
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Posted by ブクログ
短編でどれも手紙に纏わる物語になっている。
表現力が流石だし絵がとても綺麗。
話ごとにがらっと雰囲気が変わっているところも素敵。
白き使者が犬だったという最後のオチの描写も
追手だった人間に鎖がついて引っ張られて
追手も犬だった、というネタバラシの仕方が面白かった。
日雀は予想できた展開だっただけに、
良い終わり方でほっとしたし泣けた。
星の林に月の船の終わり方が悲しくも美しく素晴らしい。
Posted by ブクログ
レビュー評価が高く、気になって購入しました。
決してつまらなくはないんだけど、目新しさも特筆する面白さもないかな、というのが正直な感想です。
新海誠とか九井諒子とかの類の、
あーゆーちょっと不思議なストーリーテラーとしても、私イケるんですよ!(ドヤ)
っていう筆者のアピールを感じてしまいました…
短編なだけあって、話の展開が唐突で不自然な部分も(*_*)
あくまで主観ですのであしからずw