【感想・ネタバレ】そして奔流へ 新・病葉流れてのレビュー

あらすじ

好景気に背を向けて、会社を辞めた梨田雅之。金も、女も、ヒリつくような充足感も手に入れる――滾る思いを抱える梨田は、ある男に導かれるようにして魑魅魍魎が蠢く株の世界に飛び込んでいく。動かす金は億単位。負ければ地獄の修羅街道の果てに病葉はどこに辿り着くのか? 著者急逝のため惜しまれつつも最終巻となった自伝的賭博小説の傑作!

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Posted by ブクログ

中瀬ゆかりの解説が泣ける。
たまたま本屋さんでこの本を見かけるまでずっと 漂えど沈まずで このシリーズは終わったと思ってた。たしかに漂えど沈まず読んだ時に ものすごく中途半端な終わりかたと思ってたけど 実は全然終わりじゃなかったんだね。
もっともっとながーい話になるはずだったんだね。思えば白川通は長い話が好きだったものね。わたしも ずっとずーっと梨田雅之の破天荒な人生に寄り添っていたかった。
こんなこれからって話の途中で 終わってしまうなんて ほんと残念。でもさ 中瀬さんの解説で最期の様子を読むと いかにも白川通にぴったりな かっこよすぎる散り際だ。合掌。

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2017年07月29日

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