【感想・ネタバレ】センター18のレビュー

あらすじ

1960年代後半、ヴェトナム戦争の時代。妄想に取りつかれた合衆国軍の将校たちは、仮病と疑われながら秘密収容所に送りこまれ、治療と研究の対象となっていた。最後の収容所となったセンター18には、元宇宙飛行士のカットショー大尉を始め、様々な強迫観念に囚われた兵士たちが収容されていた。新たに配属された海兵隊の精神科医ハドスン・ケイン大佐は、収容者たちの話を聞き続ける中で、かつての患者が見ていた悪夢に繰り返し苛まれる──館に蔓延する狂気と悪夢。そして“奇蹟”の顕現。『エクソシスト』の鬼才による入魂の傑作。

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Posted by ブクログ

うーん。とても好きだなあ。あとがきで「この本の読み方注意点」みたいなのが大袈裟に記載してあるけど、意味あるかなあ。軍人ばかりが収容された施設。ある時精神科医が配属されてくる。将校たちは懸命に妄想を語る。あれは仮病なんですよ。うーん、素晴らしい。非常にいきいきと演じている。こういう、売れるため、関係者を喜ばせるためでなく、訴える物が根底にあって、それを表現するために文章を書くって素晴らしいことだなあ。ずーっとこういう本を読んでいたい。

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2020年01月04日

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