【感想・ネタバレ】女魔術師のレビュー

あらすじ

岡本綺堂といえば“半七捕物帳”に代表される怪奇趣味が横溢する探偵譚が挙げられるが、その非凡な才筆は人情の機微を描かせても超一級であった。――突如改易を申し渡され、流浪の身となった武士一家が辿る凄絶な冒険譚「海賊船」、大正期に曲芸団を率いて諸国を旅する美貌の女座長の数奇な運命を綴った表題作など、ほとんどが初文庫化となる傑作7編を収録。

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Posted by ブクログ

日経の書評で星5つだったので、久しぶりに読んでみた小説ですが、なかなか面白く読み進められた。いい歴史小説でした。
「山のお客様は気が暴いと一口に云うけれども、彼らは罰もあれば利生もある。憎まれたら怖ろしい敵になると同時に、可愛がられたら頼もしい味方になってくれるのが彼らの習いである」p209

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2018年10月24日

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