あらすじ
むかし、狼と白鹿が恋に落ち、番になった。その血を色濃く受け継ぐ白い髪の子供は「白鹿」と呼ばれ、代々王族の番となる宿命だった――。王都を守る兵士のイルウェスはある村で幽閉されていた金色の瞳の白鹿を助け出す。やせ細り言葉も話せない白鹿に『アルタ(金色)』と名付け、二人は少しずつ心を通わせていく。美しいもので溢れる外の世界に目を輝かせる無邪気なアルタを「守ってやりたい」と願うイルウェス。だが、アルタは掟により王族に嫁ぐ運命で――…。独りの兵士と純粋な白鹿の身分違いの恋。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
先生が前書きで最初は1巻で完結する予定でのスタートだったのが、とてもそれでは収まり切らずに2巻へを続くことになったと仰っていますが、本当にその通りで壮大で素敵なお話です!
アルタがイルウェスと出会ってイルウェスのことだけを想っている姿に胸がギュッとなります
とても魅力的な作品。
引き込まれる。
イルとアルタ。お互いに惹かれ、必要な存在。
一緒にいるだけでいいというささやかな願いは叶えられるのか。
呑気にレビューを書いてる場合じゃない。
続けて次巻読みます!