あらすじ
助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時……”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編「後ろの声がうるさい」収録。
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Posted by ブクログ
どこでつながるのかわからない伏線が回収されると、やっぱり伊坂さんだなと思ってしまう鮮やかさ。
SFチックで回収されずに終わったとしてもそれはそれで良い後味でした。
「if」の話が結構好きだし、書き下ろしエンディングでその犯人を唆したのが相談屋だったというも良いオチ。相談屋の話はじっくり長編でも読んでみたい気もする。
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎の短編集。どれも面白くあっという間に読んでしまった。特に好きなのは「ギア」。独特な世界観に引き込まれた。
伊坂幸太郎の情景描写が好きだなと感じた。
Posted by ブクログ
嘘のようなほんとの話で、今年購入したこの文庫本(紙の本)は2015年の初版なのだ。…私はタイムリープを体験してる???
「if」や「一人では無理がある」「彗星さんたち」そして「後ろの声がうるさい 」、伊坂ワールド真髄のタイムリープ(ワープ)・パラレルワールドを存分に楽しんだ。ときどき「???」があって何度もページを行ったり来たりして…
伏線回収も真髄なんだけど…(もちろん!伏線回収、スカッとする!好き!)
だけど、伊坂ワールドの時間と時空が繋がったりするも真髄の1つかな、と。
Posted by ブクログ
雑誌やアンソロジーなどに掲載していた7つの短編による短編集。
7つのお話のほとんどが実験的な内容になっていてとてもおもしろかった。特に時間の叙述トリック的な構成が多く、そういう展開が個人的に好きなのですごく嬉しかった。
一つ一つのお話につながりはないのだが、最後の書き下ろし小説が短編同士の繋がりを感じさせられた。最後のインタビューで作者自身も触れているが、わかりやすくこの短編集を表しているようで良かった。
Posted by ブクログ
浜田青年ホントスカ 何も調べず読んでいると、以前読んだ道尾秀介さんのいけないにも登場した蝦蟇倉市が登場。浜田青年にホントスカとなる話。
ギア あとがきを読むと続編あるそうですが、こちらはお腹いっぱいでした。
二月下旬から三月上旬 イマジナリーフレンド?多重人格?と考えさせられながら読みました。
if 小説だからこそではありますが、見事に騙されました。
一人では無理がある ブラックナイトパレードという漫画のような設定でありつつ、主人公の特性が生かされていて楽しかったです。
彗星さんたち 新幹線清掃に関する物語。登場人物の考え方が面白く、それぞれの変化も味わえるあたたかい短編集。
後ろの声がうるさい 伊坂さん曰く、他作品の受け皿となるお話。つながりが感じられる良い終わり方でした。
Posted by ブクログ
『浜田青年ホントスカ』からはじまる不思議な短編集。まずは謎の相談屋の話。
『ギア』ではセミンゴがキモすぎて、実在するのかググりながら読み、
『二月下旬から三月上旬』は不安な気持ちになりながらも先が気になって仕方なく一気読み!
(でも何が起こっていたのか解説というか、謎が全部繋がるのを期待してしまったけれど、説明はなかったです。。)
『一人では無理がある』がちょっと粋なサンタシステムのお話で楽しく読めました!
『彗星さんたち』も市川くんの仮説が面白すぎて最高!
『後ろの声がうるさい』は全体のかるい受け皿、繋がりの回収って感じでした。
ちょっと伏線回収を期待しすぎたかもしれない!
構えずにもっとふわっと読んでも良かったかも!