あらすじ
食エッセイで人気再燃の、喜劇王ロッパ。昭和日記も一級資料だが、活キチ(シネフィル)として世に出たあれこれ様々のエッセイも、痛快無比。「支那料理六景」など、飲食記も。
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Posted by ブクログ
1948年、ロッパ45歳頃の著作。戦後のロッパの芸能活動や日常におけるいろいろが、軽妙な調子で漫談のように綴られ、クスクスと面白く読んだ。
「成功する女優は食欲が旺盛」という主張に、そんなものかなと思った。食欲=バイタリティだもんね。
戦時中昭和14年の九州巡業の日記(P145 天国の旅)は、読まれることを前提として書かれた随筆にあるあざとさやギラつきがなく、淡々とした記録文に惹かれた。