【感想・ネタバレ】狼が連れだって走る月のレビュー

あらすじ

旅する詩人思想家の不滅の名著。土地の精霊たちを言葉と記憶に呼び覚ましながら、その彼方に新たな世界の魅惑と文学の力を見出す輝かしく美しい詩と思考の奇蹟。

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Posted by ブクログ

旅をして、自らの足で歩くことで世界を感じとっていくこと。自分の人生で話す言葉を自分で編みあげること。
ちょっとした旅行だけれども、旅に出る前のこのタイミングで読み終えられて良かったと思う。
ほんのすこしだけでも、むかしの自分じゃなくなるような旅がしたい。そう思った。

個人的に前から抱えている、アメリカ南部~メキシコ界隈への異様な憧れというか幻想が広がるばかりの内容だった。
西の地平線に沈む赤く燃える無償の光。濃密な空の青。乾いた冷たい風。そして砂漠。ああ憧れる。いつか行ってみたい。
軟弱体質なのでそこに土着するのは無理だけれど。

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2012年11月18日

Posted by ブクログ

詩人の書くエッセイは、一つ一つの言葉に独特の輝きがある。
特に、第4章の「水なき大洋の日没」は秀逸。この部分だけでも、ぜひ読んでほしい。
アルバカーキに行ってみたくなった。

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2012年10月05日

Posted by ブクログ

青山ブックセンターで購入

詩人思想家のすべてを凝縮させた奇蹟的名著
という、よしもとばななさんの帯で買い。

シートン動物記的な勝手な思い込みで読み始めるも
全くちがーう。
旅を通して感性を共有できる。
自然の中にいるような気持ちになる一冊。
ラストの一文がカッコ良すぎ。

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2025年05月22日

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