あらすじ
旅する詩人思想家の不滅の名著。土地の精霊たちを言葉と記憶に呼び覚ましながら、その彼方に新たな世界の魅惑と文学の力を見出す輝かしく美しい詩と思考の奇蹟。
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Posted by ブクログ
旅をして、自らの足で歩くことで世界を感じとっていくこと。自分の人生で話す言葉を自分で編みあげること。
ちょっとした旅行だけれども、旅に出る前のこのタイミングで読み終えられて良かったと思う。
ほんのすこしだけでも、むかしの自分じゃなくなるような旅がしたい。そう思った。
個人的に前から抱えている、アメリカ南部~メキシコ界隈への異様な憧れというか幻想が広がるばかりの内容だった。
西の地平線に沈む赤く燃える無償の光。濃密な空の青。乾いた冷たい風。そして砂漠。ああ憧れる。いつか行ってみたい。
軟弱体質なのでそこに土着するのは無理だけれど。
Posted by ブクログ
詩人の書くエッセイは、一つ一つの言葉に独特の輝きがある。
特に、第4章の「水なき大洋の日没」は秀逸。この部分だけでも、ぜひ読んでほしい。
アルバカーキに行ってみたくなった。