【感想・ネタバレ】ペンタゴン式 ハードワークでも折れない心のつくり方のレビュー

あらすじ

「スナイパーの呼吸法」で平常心をつくり出す、非常事態にこそ「習慣」を繰り返す…究極のストレスにさらされるペンタゴンでは、どのような方法でハードワークと向き合っているのか。ビジネスに使えるコツが満載!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

折れない心の定義にはじまり、心のメカニズムや、考え方、捉え方など、本質的な話が展開されており、バイブル的にとてもよい本。当たり前のようでできていないことなど、多々あり。

メモ
・折れない心をつくる5つのステップ
1折れない心のメカニズムを知る
2逆境や困難に強くなる心のキャパシティを増やす
3逆境や困難を受け入れいかなる場面にも準備可能な自分を作る
4目の前の逆境や困難に対処するためのスキルを磨く
5起こってしまった辛い出来事から回復するための力を培う
・ペンタゴンが定義する折れない心とは、自分の弱点や弱みを素直に直視することでそれを受容すること、そしていかなる変化にも対応可能な柔軟性を持ち、たとえ困難に陥り失敗するようなことがあっても、そこからしなやかに回復できるタフさ。しなやかな竹のような心のイメージ。
・体が健康でなければ心は健康になれない。
・ピークパフォーマンスは少し無理をしてハードルを越えてる感が保てる状態。
・人を支配する6つの恐れ
人と違うことへの恐れ
何かを失うこと、変えることへの恐れ
失敗することへの恐れ
拒絶されることへの恐れ
将来への恐れ
自分の能力に関する恐れ
・どんな時も呼吸をとめないこと。 
タクティカルブリージング
4カウント吸い、4カウント止め、4カウントで吐き、4カウントでまたとめる。
・ペンタゴンでの現場瞑想時間平均は12分
・今日絶対にやることを3つだけ紙に書く
・真実は複数存在する。自分が正しいと信じる物ひとつとは限らない。
・視点を変える4つの方法
1主体を変える。検証視点を変える。
2視点を問題解決以外のゴールに移す
3解決後のことにフォーカスする
4意識レベルを上げる
・頭を完全にクリアにし、一旦冷やすには無心になるのが一番効果的。ジグソーパズルやチェスなどおすすめ。
・直感的な判断は緊急を要する場面であればあるほど重要になる。直感は経験によって蓄積された顕在化されていない心の声と定義される物。
・何かを決める場合の必要条件
何を決めるか
目的は何か
制約条件は何か
・心の軸を今ここに合わせて解決を進める
・結果思考でなく、成果思考を。そこで終わりでなく、次を踏まえた時に得たものを考える。
・ペンタゴンではミッション遂行という観点から人間関係の癒着化を最も危険視する。冷静な任務遂行の足枷にしかならないため。
・自らを効果的に癒すヒント 
寝る、気晴らしをする(エクササイズ、散歩、読書、音楽、映画鑑賞)、話す、体の緊張をほぐす(お風呂、マッサージ、サウナ)、良質な食事を楽しむ
・ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換える。
・折れない心は信じた道を歩み続ける過程で養うことができる、言わば副産物。手にしたいのなら、人はまず正しく生きることを選択しなければならない。
・幸せになりたいのなら森をつくれ。丁寧に土地を整え、苗木を植え、木々を育てるということ。

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2020年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・「ハードワークでも・・・」、「レジリエンス」等の本がたくさんある中で、日々緊急事態、問題に直面している人はどのような対策、思考を撮っているかと思い読んだ本。
・要は問題や予想外のことが起きてもいいように、心身ともに儒にしておこうということが書いてあった。
・本によると自分も世の中も変化するものであり、現状維持はありえなく、それに固執すると一生悩むことになるとのこと。納得である。
・変化に備えるためには、静かな環境に身を置く、寝るなどあり、自分がうすうす感じていたことと同じでうれしかった。
・ただ、休むことは目的ではなく、あくまで責任を果たすために力を養うためであり、責任が果たせない人には幸せも成功も訪れることはない。
結局そういうことなのだ。

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2015年12月18日

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