【感想・ネタバレ】「名目GDPって何?」という人のための経済指標の教科書のレビュー

あらすじ

「GDPって何ですか?」こう質問されたとき、あなたはきちんと説明することができるだろうか。なんとか「国内総生産」とは答えられても、「名目GDPと実質GDPの違いを説明できますか?」「今の日本の名目GDPは何兆円くらいで、バブル絶頂の1990年頃と比べてどのくらい増えているでしょう?」「GDP世界1位の米国、2位の中国とはどのくらいの差がついているでしょうか?」「そもそも、なぜGDPがそんなに重要なのでしょう?」などと聞かれると、答えに詰まってしまう人がほとんどではないだろうか。日経新聞や経済ニュースには、GDPのほかにも、消費者物価指数、景気動向指数、鉱工業指数、有効求人倍率、マネタリーベース、貿易収支、米国雇用統計などなど、さまざまな「経済指標」が日々取り上げられている。景気やビジネスの先行きを読む上で有効なものだが、その意味するところをきちんと理解できている人は意外と少ないのでは? そこで、経営コンサルタントとして経済指標を30年以上見続けてきた著者が、最低限これだけはおさえておきたいという指標を厳選し、わかりやすく解説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに小宮さんの本を読んでみた。
どの本でも一貫して景気指標の定点観測を薦めている。
本書も例外ではない。
そして、本書ではアベノミクスが成功しているかどうかを
小宮さん流の指標から読み解くといった感じで書かれている。
本書が執筆されてから、米国の利上げ、マイナス金利の導入、英EU離脱など経済の節目となり得る大きなイベントが続いているが、それを自分なりに読み解くきっかけを貰った気がする。

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2016年07月07日

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