あらすじ
【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編収録!】「神さま、小夏のお願いをきいてください」 人々に小さな幸せを運ぶ神さまのお使い狐・小夏。ある日、悪狐と間違われ撃たれたところを、助けてくれた子爵家の御曹司・倫仁に恋をした。桜が散ると住み処である祠がダムに沈み寿命が尽きると知った小夏は、倫仁に会いに行くため、悪狐と取引をして人間にしてもらう。最後に倫仁に幸せを運びたい、ただ一途な願いを胸に秘め、彼を慕う小夏をいじらしく思い、倫仁もまた小夏を愛していく。けれどタイムリミットである桜は散り始め……!? ※この作品は挿絵イラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
和風ファンタジー
子爵の跡取り息子×稲荷の神様のお使い狐
長いこと積んでいました。早く読めばよかった。とてもよかったこの本。
お使い狐の小夏が純粋無垢でめっちゃ可愛くて震える。残り1年程度の寿命をかけて、大好きな人やその家族を助けようとする。ほんとにイイコだ~。それにしても攻めの父親がゲスすぎるな。その反面、攻めの倫仁は正しくお育ちになられて・・・。
後半倫仁が小夏の正体に気づくきっかけを母親が与えたり(さすが巫女)、烽火の呪いを解くためのやり取りなど、詰め込んで一気に終わらせた感ありますが、ハピエンで大満足。
烽火にも幸せになってほしいですねぇ。
最後まで読むと、タイトルの「ぴくぴく」がとてもエロかわいく見えますね。