【感想・ネタバレ】ぽっぺん先生と笑うカモメ号のレビュー

あらすじ

皆既日食の日、多良湖岬のホテルで波の一撃をくらったぽっぺん先生は、模型のヨットにのって海図にない潮目をただよっていた。水先案内役としてあらわれたのは、1羽のワライカモメ。めざすは幻の島アルカ・ナイカ。やがてヨットは、生き物であることをわすれた人間への呪いにみちた、不気味な魔の海へ突入していく!

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Posted by ブクログ

美人のカモメとぽっぺん先生。実はとてもとても切ないラブストーリーである本作。やっとお嫁さんが出来ると思ったのに!残念!アルカナイカへと続く航海、素敵です。

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2009年11月25日

Posted by ブクログ

子どもの頃、大好きだった「ぽっぺん先生」シリーズ。
帰らずの沼と、日曜日は覚えているのに
笑うカモメ号は内容がまったく記憶になかった。

それもそのはず…今回再読して、納得。
これ、子どもには少し難しすぎる。

記憶、悪魔、誘惑、裏切り、進化論、夢、少年時代、母親…

それらのごった煮スープ。

筆すべきはコトバ遊びのうまさ。
(ダジャレなんですが、うまい!)

それにしても
悪魔たちの醜悪さと対比して
カモメの美しさが切ない。
あんがい萌えキャラかもしれない。

いつかきっとアルカナイカにたどり着く日まで
ぽっぺん先生は、独身を貫き通すのかな…。

0
2010年05月16日

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