あらすじ
人生をのんびり穏やかに過ごしたい巡査の日吉。そんな彼を悩ます人物が二人いる。一人は、世間を賑わす怪盗・蜘蛛。一人は、新聞記者で同窓生の三井。事件のたびに蜘蛛からは悪戯され、蜘蛛を捕り逃がしては、三井にその失態を記事にされる始末。それだけでも弱い胃を痛めているのに、なぜか二人から迫られて――。
変態で大いに結構。人は誰しも心の中にそうした偏りを抱えているものだ。
蜘蛛逮捕に奔走する警察官と記者の捕物奇譚!!【電子版限定おまけ付き】電子版描き下ろしコミックペーパー「日報群雲浪漫PAPER」(1P)を収録!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
怪盗と巡査の追いつ追われつを昭和初期を背景に描いた真生るいすさんの『日報群雲浪漫』。この、敢えて色んな意味で決着を着けない部分を残す描き方、好きだなぁ。JUNE世代はこの余韻の残し方が懐かしくさえある…
自分が孤独である、と感じていた瞬間に、自分の存在に普通に気付いてくれた事の恩は忘れない、行った本人には何をしたつもりがなかろうとも。
Posted by ブクログ
あれ…なんか表紙と中身の雰囲気違くないか…?
昭和、警官、怪盗、褌…好きな要素しかないはずなのに、いまいち世界に入っていけなかった。
背景白いし、続きがあるのかわからんけど、色々消化不良でしゅーりょーーってかんじかなあ