【感想・ネタバレ】ミレニアム 4 上 蜘蛛の巣を払う女のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まさか続編が読めるとは!それだけでありがたい。
しかも作者は1~3の共著者ではなく全く別の人。
心配しながら読み始めると…。
結論から言えば、全く杞憂で終わった。プロットも見事だが、それ以上にキャラが良く出来ている。複数のキャラの視点から物語を紡ぎだす手法も素早いし場面転換も鮮やか。
そして毎回サブテーマもあるが、今回は、コンピュータの知能が人間の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)がそれ。こういう風にホットなテーマをかなり深い精度で掘り下げるのも本作の特徴だろう。
一気にラストまで読めた。下巻が愉しみ。

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2016年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前3部作を読んでから何年か経つので、思い出しながらの読書になった。
リスベットの本格的な活躍は下巻まで持ち越しだが、ストーリーの核になりそうな天才少年アウグストをどう描くかが楽しみ。

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2016年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

北欧ミステリーの大ヒット作がまさかの続編?!
あのリスベットやミカエルにまた会える~

ストーリー展開や語り口がラーソンを彷彿させるらしい(邦訳本なので私は判断つきませんが……)ですが、実に見事に三部作の内容を引き継ぎ隙間を埋めるエピソードが随所にちりばめらりているあたりは、あっぱれである。
なので、三部作を読んでいない方には、酷ですが「三部作から読め」とお勧めします(笑)
この上巻は事件しか起きません。
しかし、最近流行りの「人工知能」や「サヴァン症候群」が取り上げられ飽きさせません。
そして何故か、
私の誕生日に事件は起きます(笑)
ただ、ミレニアム買収騒動が本当に必要だったのか、そこが謎。そして、エリカの言動が個人的にあまり好きになれません……そんなところまでしっかり引き継いでいてくれている:(;゙゚'ω゚'):

……そして怒涛の下巻へ

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2016年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ミレニアム』シリーズの第4弾。故スティーグ・ラーソンに代わり、別作家、ダヴィド・ラーゲルクランツが執筆している。
やはりこれまでの3部作との違いが気になる。文体はまだしも、登場人物の造形、事件の展開と叙述については、大きな差を感じる。3部作の最後で、リスベットは暴力を振るって自分の人生を台無しにすることの愚に気づいたのではなかったのか、本作は単一の事件を追っているが、全く関係のないように見える複数の事件が絡み合い、それを解きほぐすのが本シリーズの醍醐味ではないのか、社会構造の中で虐げられる弱者(3部作ではそれが女性たちだった)を描くことで物語は深みを増したが、本作はその志を継いでいるのか―。
とはいえ、まだ上巻なので本当は何とも言えないところ。引き続き下巻に入る。

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2017年07月20日

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