【感想・ネタバレ】糖質制限の真実 日本人を救う革命的食事法ロカボのすべてのレビュー

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Posted by ブクログ 2016年01月23日

■血糖値を下げるホルモンはインスリンだけなのに対し,血糖値を上げるホルモンはグルカゴン・成長ホルモン・ステロイドホルモン・カテコラミン・甲状腺ホルモンなどいくつもある。これだけ多くあるということは,飢餓との戦いの歴史が長かった人類が,飢餓状態でも血糖が低くなり過ぎないように,いかに血糖を保つシステム...続きを読むを体の中に気付く方向で進化してきたかの証。
■2型糖尿病の治療食
・地中海食:野菜,果物,低脂肪の乳製品,魚,大豆製品,海藻,肉やコレステロールが多い食品は減らす
・DASH食:地中海食に塩分制限
・ベジリアン
・糖質制限食:ローカーボハイファットダイエット
■インテンション・トゥ・トゥリート解析
・指導を守れなかった人を含めてそのすべてを比較する方法
■パープロトコル解析
・指導を守れた人の例だけを集めて比較する方法
■エビデンスレベル
①無作為比較試験
②観察研究
③症例対照研究
④症例報告
⑤専門家の意見
■アメリカでは既に「正しい三大栄養素比率」「理想的な栄養バランス」という概念がなくなっている。
■医療従事者が「バランス良く食べましょう」という言葉を使ってはいけない。
■医療従事者が万人に向かって提唱できる「理想的な栄養バランス」というものは存在しない。
■ローカーボハイドレート(ロカボ)
・緩やかな糖質制限
・糖質摂取量はトータル70~130グラム
■ロコモティブシンドローム
・筋肉や運動機能尾の衰えにより,要介護になるリスクが高まったことを表す言葉
■トレイン・ロー・コンピート・ハイ
・トレーニング期間中は糖質をなるべく控え,試合のときだけ糖質を摂る

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Posted by ブクログ 2022年02月23日

健康にとっていいものはなにかわからなくなる本でした。ケトーシスになればいいとか、良質な油を取るなど様々な本を読みましたが、結局糖質を少し制限するだけで健康な体が得られるとこの本を読んで感じました。ただ、糖質を一食あたり40グラムは今の生活では難しいので考えながら実行していきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2020年10月19日

糖質制限を推進する本、または危ないと言う本、そもそも食べるな、という本など何冊か読みましたが、相互に矛盾があります。そういった本は、筆者の経験談や周囲の人の話や、マウスの実験など、それ、本当に確かなの?という内容も多く、けれど一つ一つの文献やその資料を検証する気力はなく……というところにこの本を読み...続きを読むました。
この本は、そのような実験ごと、エビデンスレベルを分類し、確かさが高い情報はどれか、それに反論する研究結果は、それより確か内容か、きちんと検証したものでした。
大変勉強になります。
食事や運動、健康について、つまり、どうしたらいいの?と思った人は読むべき本です。大変勉強になります。

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Posted by ブクログ 2019年02月02日

この手の健康法は百家争鳴で、それこそ何が「真実」か訳が分からなくなっているが、藁にすがる思いでロカボを信じてみようと思う。
5年ほど前に夕食のみ糖質制限したらHbA1cが大きく下がったので効果はあると確信しているが、夕食の糖質制限を継続しているのにそれ以上はなかなか下がらないのは、やり方がまずかった...続きを読むからだと気づかされた。早速明日から改善する。

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Posted by ブクログ 2017年05月07日

なかなか面白い内容でした。あらかじめネットなどで、糖質制限に関する知識を得ていましたが、それらを体系的に学ぶことができたといった印象です。
特に、コレステロールやケトン体に関する知識は、この本でよく理解できました。
また、様々な意見や主張の論拠となるエビデンス(証拠)の定義について、その概念が丁寧に...続きを読む解説されており、今後、情報の判断の際に、かなり参考になると感じました。
自分もローカーボ生活を始めてから、体調がいいので、今後もこの生活習慣を継続していきたいと、あらためて感じた次第です。
やはり、自分の事は、自分で考えて自分で判断するということですね。体調にしろキャリアにしろ。

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Posted by ブクログ 2016年09月07日

医療関連の話題で
カロリー制限<糖質制限
ダイエットを目的に食事療法&制限を行うにはデータが証明している 理論的根拠が必要だ
アメリカ食事療法の基準が変わっている
栄養学が根本から変わり データに基づく基準レベル有効度により変化する
人工甘味料は積極的に使用するべし
現在では主流としての...続きを読む影響は強い

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Posted by ブクログ 2016年04月17日

糖質制限について興味がある場合は、まずこれを読めばいいと思う。
内容のバランス、分かりやすさ、ファクトに基づいている点に好感が持てる。何より、極端に走っていない点が良いと思う。

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Posted by ブクログ 2021年01月05日

糖質制限食といえば江部先生の名前がすぐに浮かぶけど、実際にやるとなるとこの山田先生が提唱するロカボの方がハードルが低いように思う。要は関連するいろいろな考え方を学び、自分流を作り上げることが大事なことかと。

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Posted by ブクログ 2016年06月30日

おもしろかった。
糖質制限食、いわゆるロカボのことではこの人はかなりのスペシャリストだと思う。
しかし良質な油などに関しては浅さを感じた。
良質な油を摂ることは推奨しているけど、マーガリン、ショートニング、トランス脂肪酸などのことについては触れていない。
というかそれが入っているものを推奨してしまっ...続きを読むている。
まぁ専門で研究してる分野に特化してる方なんだと言うことだと思う。


以下必要箇所をチェック。


・ガン細胞はブドウ糖だけをエネルギー源にする。高血糖というのはガンが増殖しやすい。
糖尿病からガンへの発症率は約2倍。

・炭水化物は、糖質と食物繊維を足したもの。

・食物繊維は大腸の中で短鎖脂肪酸に変えられ、そのことが血糖値上昇制御に繋がっている。

・油で気をつけなければならないことは、人工的に作られたトランス脂肪酸と、古くなった油の過酸化脂質。

・血糖の上下動が激しいほど、多くの脳細胞が死に認知機能が低下する。

・高齢者になるほどすい臓からのインスリン分泌量が減る。
普段から多くのインスリン分泌の頻度が高い人もすい臓に負担がかかってインスリン分泌量が減る。
普段から運動して筋肉を使っている人ほどインスリンに対する反応が良い。

・急激に血糖値が上がると、インスリン分泌が追い付かなくなって、過剰になって溢れたインスリンが残ってしまい、低血糖にさせる。

・減量中の飲み物で、水だけを飲むグループ、人工甘味料を飲むグループとで分けた結果、人工甘味料を使ったドリンクを飲んだグループの方が減量効果が高かった。
この差は満足感。

・アスパルテームと砂糖の癌との関係を比べたところ、砂糖の方が癌になる確率が高かった。

・脳みそのエネルギーとしてブドウ糖は必要だが、口からブドウ糖を直接摂る必要はない。
何故なら脳がブドウ糖を必要とした時点で身体はアミノ酸からブドウ糖を作れる(糖新生)し、ブドウ糖が枯渇したとしてもケトン体が作用してくれる。

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Posted by ブクログ 2019年10月28日

ロカボという言葉を作って緩い糖質制限を提唱している医師の著書。医療の世界ではカロリー制限から糖質制限に移行している。糖質は1食40gまでにし、間食10gもOKの1日130gの摂取を提唱。ケトン体については懐疑的。


栄養学も日進月歩で今まで身体に良いと信じられてきたものが180度方向転換することも...続きを読むあるんだ。消費者としては、知識を常に更新し、様々な主張の本を読んで何が自分に適しているのか考える必要がある。

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Posted by ブクログ 2018年10月17日

カロリー制限よりロカボの方が自分にはあっているみたい。血糖値も少しずつ落ち着いてきている。結果的に体重も減り始めた。

継続して頑張っていきたい。新たな道を指し示してくれた本書に感謝。

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Posted by ブクログ 2017年11月22日

簡単に言うとロカボ(ローカーボン)の食事をすれば健康になる、という内容。現代は糖質の取り過ぎなのは間違いないので、糖分、炭水化物は抑えつつ、タンパク質(肉、卵類)を増やしていきたいな、と思った。

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Posted by ブクログ 2018年02月18日

一般向けではあるが、エビデンスも提示してあり、真面目な本だと思う。食事療法は諸説あり、糖尿病学会や肥満学会はカロリー制限が主流だと思うが、糖質制限食も取り入れられつつあるようだ。知り合いの糖尿病の先生にも意見を聞いてみよう。個人的にも健康のために試してみようと思った。

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Posted by ブクログ 2022年10月01日

炭水化物は糖質と食物繊維を足したものと考える。
カーボラスト。糖質を最後に食べる。

ロカボ生活実践
ご飯は70g。最初は量る。
食パンならば6枚切り一枚分。
積極的に摂るべきは肉、魚、豆腐などの大豆製品。野菜、ナッツ。ただし、芋、かぼちゃ、豆は糖質が多いので注意。

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Posted by ブクログ 2021年09月08日

肥満なので糖質制限でもしてみようかと思い、手始めに手にした一冊です。やるべきと書いてることはシンプルなので、実践してみようと思います。
最初の内は栄養学の常識が近年でいかに変わってきたかなど全く予備知識のないことばかりでとても読みにくかったです。また、自分の患者さんの発言を「自慢げに〜とおっしゃいま...続きを読むす」などと描写するのは馬鹿にしているようであまりいい印象ではないですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月05日

糖質制限の有効性が気になっていたので読んだ本。

ふむふむなるほど、と思った情報は、1991年にカナダの臨床疫学者、ゴードン・ガイアットが提唱した臨床医学におけるエビデンスレベルの話。臨床医学の分野で、危険因子と病気発症の因果関係、および、治療法と治療効果の因果関係を証明するためには、実験や観察によ...続きを読むる裏付けが必要であり、この裏付け(エビデンス)にはレベルがあると言うことである。

具体的には、
エビデンスレベル1:無作為比較試験
 いわゆる対照実験。ランダムに2つのグループにわけ、一方には研究しようとしている治療を行う。もう片方には異なる治療を行い、一定期間後に治療効果を比較して、介入の効果を検証する方法。
エビデンスレベル2:観察研究
 病気を発症する原因に近づいた集団と近づいていない集団それぞれを一定期間追跡してデータを集め、病気の発症率が高い集団にたいする共通項などを探す方法。
エビデンスレベル3:症例対象研究
 ある症例の患者に共通し、健常者とは異なる点を探す研究。
エビデンスレベル4:症例報告
 臨床現場でこういう症例がありましたよ、と言う単なる報告。例えば、薬の副作用など。
それ以下のもの:専門家の意見、
さらに低いもの:動物実験、細胞実験

これは専門外のわたしにもわかりやすい尺度だったし、本書の一番印象に残った。専門家の意見が低いのは謙虚で面白い。

糖質制限については、ケトン体があまりに増えすぎると体全体のバランスが酸性に傾くケトンアシドーシスが起こり、命に関わるくらいの意識障害が起こってしまうことがあるが、健常者ではそこまで上がる事はまずない。かといって、ケトン体を体の中でどんどん作るべきというのはやや早計で、ケトン体を出すような極端な糖質制限(1日糖質60g以下)はまだ積極的にやるべきではない、というのが著者の見解。

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Posted by ブクログ 2017年07月14日

著者の意見に概ね賛成。スーパーローカーボが危険なのは明らかだが、従来の栄養学的バランスだと炭水化物が多過ぎて高血糖が起きやすく、薬が減らない。薬剤メーカーが処方を減らしてほしくないために改訂しないよう圧力をかけているなんて陰謀説もあるくらい。(笑)
私の患者さんたちには、脂肪やタンパク質を十分に摂っ...続きを読むて、炭水化物を必要最小限に減らさないと、血糖値は良くならない、と話しています。

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Posted by ブクログ 2017年01月08日

10年前の黒は白、栄養学の常識が変わっている。
運動だけでは40代からは体型を維持していくことは難しい。
太る原因は油でなく糖質。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年11月17日

糖質についての基本的考えがよくわかる本。糖質の取りすぎが体によくないということは、この本を読めばよくわかる。そのために著者は「ロカボ」食という、糖質をある一定程度に抑えた食事を提唱している。また、この本では「油はどんどん採るべきだ」とか、「人工甘味料のリスクは砂糖のリスクよりはるかに低い」といった、...続きを読む目からウロコ的な内容もあるため、非常にセンセーショナルな内容となっている。ただ、糖質の部分はさすがに専門的に研究しているため、かなりのエビデンスデータに基づいた説明がなされており、ほぼ間違いないことを言っているのだろうと思うが、油や人口甘味料に関しては、危険だという根拠がないというレベルにとどまっているため、この内容を鵜呑みにしてしまうと後で新事実が発見された、ということにもなりかねないと思うので、いずれにせよ採りすぎには注意すべきであるということに留意しながら読むべきである。

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Posted by ブクログ 2016年08月16日

ほんとうに怖いのは食後高血糖。空腹時血糖は最後の最後まで上がらない。
低糖質甘味料も糖質に入れることになっているので、糖質4グラムでもカロリーゼロがありうる。

血糖値は白米よりチャーハンのほうが上がりにくい。タンパク質、脂が上昇を抑えるから。

食物繊維は、大腸で短鎖脂肪酸に変わる。それで血糖上昇...続きを読む抑制になる。

栄養学は激変している。
血糖値の上下動によって細胞が死ぬ。認知機能の低下。
途上国の若年性アルツハイマーが増える=穀物が安いエネルギー源だから。

血中ケトン体濃度は、1000マイクロモル/リットル以下なら筋肉も利用するがそれ以上だとケトアシドーシスの原因になる。

ケトン体に脳のアンチエイジング作用がある。
インシュリン血中濃度が高ければ、中鎖脂肪酸(ココナツオイル)はケトン体に変われない。
糖質制限をしないでココナツオイルを飲んでもケトン体は作られない。チャーハンをココナツオイルで作っても意味は無い。
ケトン産生食=てんかんなど。糖質制限+中鎖脂肪酸を加える。
血中ケトン濃度が高くなると尿に漏れ出る=エネルギーが排出されて痩せやすくなる。
ケトアシドーシスに危険があり、ケトン体を出すほどいい、というわけではない。

カロリー制限で骨や筋肉が削られるので、アンチエイジングになるとは思えない。

ITT解析=食事制限を守れなかった人も含めて比較する。
パープロトコル解析=守れた人だけ比較する。

ローカーボ食は一日の糖質量を70=130グラムに抑える。1食40g=ご飯70g=小さな茶碗半分くらい。

果糖の危険性に注意。
ぶどう糖果糖液糖が肥満の原因物質。

ふすまパンは全粒粉パンとは違う。ふすまは小麦の表皮だけ。

ラカントS=カロリーゼロの天然素材の甘味料。羅漢果。

ロカボのカロリー無制限は、カロリー無限大とは違う。

糖質を1食40g以下に抑える。お腹が空いたら肉を食べる。満腹を怖れない。

ロカボバイブル、奇跡の美食レストラン

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Posted by ブクログ 2016年08月06日

とても参考になった。
ご飯は、半分位に。イモ類、かぼちゃ、砂糖、など糖類を控える。
油、肉、はいくら食べてもOK。自分の満腹中枢を感じる。
タンパク質を取ることを心がける。

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Posted by ブクログ 2016年06月11日

近年の栄養学の変化にびっくり。ロカボつまり糖質制限の食事の有用性をエビデンスを引用して説明している。すぐにロカボを実践してみようと思う。

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Posted by ブクログ 2016年02月28日

身体の脂肪を落とすために、食事や運動に気を付けることに加え、最新の糖尿病食などについての知識が学べる本です。
私個人のダイエットにも早速取り入れてます。

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Posted by ブクログ 2016年01月25日

関連する本が多い中、
論文のエビデンスレベルから説明してくれるところに好感をもつ。

他の糖質制限本と異なるのはケトアシドーシス(ケトン体がでてる状態)になることをオススメしていないスタンス。
ケトアシドーシスになることは良いことなのか、悪いことなのかはっきりとした結論は今の段階ではでていない模様。

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

エビデンスレベルとか何が正しいかということについての考え方も載っていて参考になった。
おそらくこの本もまあまあ正しいんだろうけど、紙面の都合か時々理屈が怪しいところがあって、慎重に判断したい。

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

糖質制限がブームになって、炭水化物を抜いたり、糖質制限や脂質制限をしたりして頑張っている人もいますが、この本を読むと日本人はそもそもインスリンの分泌能力が低いために糖質を制限するだけでは不十分で、血糖値の急な上昇をしないようにすることが必要なのだと思いました。ロカボという概念も定着していくといいのか...続きを読むなと思います。

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Posted by ブクログ 2020年01月19日

ごはん大好き。ごはんと卵焼きがあれば天国。
うどん大好き。天ぷらうどん、あー美味しい。あったかいのも、ぶっかけも、その日の気分で飽きない。
そばも食べれるようになった。大人になったから。
お好み焼きだって、旨すぎて大阪も広島も選べない。
パンなんか店ごとか?と誤解されるぐらい買い込む。


だから、...続きを読む    太ってんだ。タラリ。


先生が言うように、今日正しいとされてることが、明日は違うかもしれない。まあ、そらそうだ。わからないことだらけだし、変わらないものはないし、進化しないのは、より哀しい。
これは、自分で実験ですか。試してみないとなんも言えない。

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Posted by ブクログ 2018年06月17日

糖質制限について、その是非を語った一冊。

日本人は炭水化物過多なので、糖質制限が有効であるということがよくわかった。

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Posted by ブクログ 2016年07月21日

大好きな白米を好きなだけ食べると、すぐ太っちゃう(涙。
やっぱ、糖質はある程度制限しなくちゃダメだよなー・・・。と、いつも思います。

戒めのため、読みました。
(特に目新しいことは書いてないです。)

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Posted by ブクログ 2016年03月08日

エビデンス(科学的根拠)のもとに書かれているので、信憑性が高いと感じました。

ロカボは緩やかな糖質制限だと書かれていますが、自分の食生活を考えると実行するのはなかなか難しいと思いました。

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