あらすじ
日照りに見舞われ、干上がったダム底から緑山中学校の旧校舎が不気味な姿を現した夏。廃校で肝試しの怪談「百物語」を行った悪童たちは、とんでもない怪物たちを喚び出してしまう! あまつさえ殺人までも! 荒れ狂う暴風雨の闇を動き回るスパルタ教師、連続婦女暴行魔、過激派の女闘士。息継ぐ間もなく襲いかかる悪夢、また悪夢。日本推理作家協会賞受賞作『沈黙の教室』につづく、入魂のダーク・サスペンス第2弾。
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Posted by ブクログ
連続殺人鬼大久保清と連合赤軍事件の永田などを彷彿とさせる人物が登場。それを知って読むと面白さが倍増かな。章立てが100に分かれて、百物語を意識しているところがグッド。サスペンスフルなストーリー、満足。
Posted by ブクログ
日照りに見舞われ干上がったダム底から、
緑山小学校の旧校舎が姿を現した。
そこで『百物語』しようと出掛けた悪童達が呼び覚ました
とんでもない怪物とは!?
恐かったです。
ダークホラーサスペンス第二弾ということですが、
第一弾の『沈黙の教室』を読まずに読みました。
特に問題はナイとは思うんですが・・・
嵐の夜に旧校舎に閉じ込められ、
自分たち4人だけのはずが、たまに感じられる他人の気配。
人が居るのか居ないのか、いつまでも分からないトコロが本当に恐かったです。