【感想・ネタバレ】正義の法のレビュー

あらすじ

【著作発刊点数2000書突破!】
中東紛争とテロ、中国の軍拡、北朝鮮問題――
どうすれば、この世界から争いがなくなるのか。

この一冊が、「未来社会を創るDNA」となる。

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Posted by ブクログ

現代の国際政治学的事象やその問題点を的確にとらえ、その上で、「真の正義」とは何かが述べられている。まさに現代宗教学のすべてが集約、体系化されている法シリーズの傑作だ。著者があとがきでも述べているように、学問の領域を越えて「神の啓示を学問化」した内容だといえるだろう。「最大多数の最大幸福」という功利主義の原理があるが、「至高神」は「最大多数」ではなく「全員の幸福」を実現したいと思われていることが、強く心に響いた。
本の構成も素晴らしい。章ごとに「あなたに贈る言葉」と題し、他の書籍からのスペシャルメッセージが載せられている。受け身ではいけない。真理は強くなければならない。学ぶものとしての姿勢を正しながら読み進めることができる。
世界中の人に読んで欲しい、そして何度でも繰り返し読みたい、いや読むべき本だと思う。

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2016年01月04日

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