あらすじ
怒りやよろこび、不安――人の心のイメージが“旗”になって見える少年・聖(ひじり)。ところがなぜか同居中の腹違いの兄・日高(ひだか)の旗だけが見えない。「僕のことどう思ってるの?」超ブラコン・聖の想いをよそに、惚れっぽくて冷めやすい日高はいつも違う恋人(オトコ)をふたりの家に連れ込んで…!? ちょっぴり不思議なスイートホーム・ライフ。
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Posted by ブクログ
藤たまき作品に登場する肉親から愛されない子供、背的に奔放な少年及び青年、外界との接触不良、誰かに対する異常な執着、と書き連ねると「暗い」イメージしか湧かないモノを陰湿に描かないと言う独特の雰囲気を持っている作家さんだ。加えて、この作品の「無国籍」感は萩尾望都作品を彷彿とさせるモノがある。懐かしいのに古臭く感じない不思議。