あらすじ
アルバート・アインシュタインは、20世紀でもっとも優れた科学者として知られています。
アインシュタインは、数学や物理学だけではなく、人生そのものに飽くなき好奇心を持ち、その個性、ユーモアのセンスによっても愛されていました。彼は、さまざまなときに、さまざまなところで、さまざまな発言を残しています。そのいずれもが、20世紀最大の天才でありながら、きわめて常識的で、良識的で、そして、謙虚で、ウィットに富んでいます。実際その豊かな人間性は、多くの著名人をも魅了していました。その彼の言葉を読むことで、自分について新たにユニークな視点を持つことができるでしょう。
本書は2006年3月に刊行された『アインシュタインにきいてみよう』に新たに言葉を加え、装いも新たに、文庫版として再編集いたしました。お手元に、いつも置いていただければ幸いです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
偉人は崇高でとっつきづらいーそう思う人にこそ読んでほしい。
哲学、戦争、教育等に対する彼の言葉は、時を超え、寧ろ新しくさえ感じられる。
読み終わった後、アインシュタインをもっと身近に愛おしく感じられる一冊。
Posted by ブクログ
あたりまえの事を言っているんだろうけど「なるほどな(じーん)」と思わせてくれる。一番心に残ったのは「本当に価値あるものは野心や義務感からではなく、人間に対する愛情や献身から生まれます」天才と言われているけど良識あるとてもお手本にしたい精神をしてる人だった
Posted by ブクログ
楽に読める本
コメント集なので、本の厚さのわりに文字少ない
著者の主観がどこまで訳に入っているのか分からないが、そこは考えずにサクサク読んだ方が幸せかな…
注文をつけるとすれば…
問いがあったはずなので、それとセットじゃないとミスリードする可能性があるのでは?と思う。
自分の思考の中に常に半分は子供の心を持っておく必要がある
Posted by ブクログ
アインシュタインが残した言葉の数々を掲載している本です。
アインシュタインの言葉が1ページに数行ずつ載っており、さくっと読みやすかったです。
心に残った言葉
・賞賛を浴びて腐敗するのを回避する唯一の方法は、粛々と仕事を続けることです。
人間は立ち止まって賞賛に耳を傾けたくなるものですが、そんなものには惑わされずに仕事を続けることが大切です。
・人の真の価値は、受け取ることではなく、与えることにあります。
Posted by ブクログ
天才的科学者でありながら、ユーモアを忘れないスーパースター。そんなイメージを持っていたが、彼も結婚生活などいろいろな悩みを持っていたのだということがわかり、より身近に感じました。
断片的に言葉を集めただけなので、一読しただけでどうこう言える作品ではなく、折に触れ紐解いて、その時その時に染み入る言葉を探すための1冊だと思います。